6:30に起き、一旦ハサンの家を出て、カザフビザのウェイティングリストに名前を書きにいく。
7時前にはついたはずなのに22番目、昨日菅野先生が言っていたように、やはり警察と結託した輩が警察に代理で書いてもらってるのか。とりあえずハサン宅に戻り、朝飯をごちそうになる。クレープもある。 10時頃再びカザフ大使館へ向う。門の前には人だかりが出来ている。そばに車を止め、木陰で本でも読みながら順番がくるのをまつ。
一時間程たち、まだかと思い警備員に聞きにいくと、もうとっくに呼んだという。本当か~??と思いつつ中に入り手続きをし、最後に白紙のA4用紙を渡された。
んん、何だ?「ここにだな、”カザフ大使館様へ、どうか私にビザを発給して下さい”って書くように」良くみれば他の人も皆書いたものを持っている。茶番にも程があるだろ。しぶしぶ書き上げ、受取日を聞くと一週間後だという。
「もうすこし早くならないですかー」
「いや一週間だ。」
「そこを何とか!」
「なら4日後に来なさい。」ナイス
これでまた一つ悩みごとを解消。ふぅ~。
そのままホテルのロビーへ行き、ネットで色々調べながら今後のスケジュールを考えている。で、地図を見てるときに気がついた。えっ!?カスピ海 の船が出る町Aktau(アクタウ)って、わざわざタシケントからカザフスタンに戻らなくてもウズベキスタン内を西にずっといけば行けるじゃん!これなら、サマルカンドとブハラ、それにヒヴァも行けるぞ。
むむ?するとだ、さっきのカザフビザの申請所にカザフへの入国地点をタシケントからって書いたけど大丈夫か?このルートで行ったら別の国境から抜けることになるけど…やばい!すぐに訂正しに行こう。ついでに、このルートだとビザの延長も必要だからOVIRに行って確認せねば!
とりあえず、学生寮に連れて行ってくれるってことで待ち合わせしてたファルフと合流し、急いで車でむかう。残念ながらOVIRは閉まってたが、カザフビザの方は何とかなるそうだ。よかったぁー、これでアラル海までのあの道を行かなくて済んだと。
そのまま、学生寮に向かい、プロフをごちそうになる。日本人留学生のあたるさんも一緒にみんなで食事。作ってくれるのは有り難いのだが、プロフをつくり出すといつも飯が23:00くらいになる…眠い。