2012年6月14日 林 季一郎

【隆日記】タシュケント観光

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昨日のファフリディンの次はハサンがタシュケントを案内し家に招待してくれることになっている。ハサンは高校から日本語を勉強をしていて日本語ぺらぺで日本について本当によく知っている。ちなみにヒロエと同様文科省の奨学金で9月に日本に留学(おそらく一橋)する秀才で、ウズベキスタン日本語弁論大会で優勝し、モスクワでは二位。ちなみに優勝者は出来レースで大物政治家の息子だったとか。ロシアらしい。

ファフリディンに携帯を借りているおかげで待ち合わせも簡単。早速ハサンと会いテレビタワーに登ったりモスクに行ったりとここにきて初めてタシュケントを観光した。夕方になりハサンの家に到着。ウズベキスタン流の大きな家で中にはたくさんの果物が実っている。部屋に入ると噂で聞いていた日本人の博士過程ケンさんがいた。彼は一橋の出身でウズベク語、ロシア語、英語を巧みに操る数少ない日本人でハサンの家に住んでいる。ものすごい優しそうな方でしゃべり方も穏やか。将来は間違いなく大使になると思われる。

僕らとケンさんと菅野先生とハサン家族で食事をしながら旅の経緯などを話す。ここにきて初めて食べる料理が振る舞われ、本当においしく大満足。ハサンの両親もいつか子供達が同じように世界を旅してくれたら嬉しいと。

話は自然と僕らのレジストレーション(滞在登録)の話題へ。ケンさんはウズベキスタンに非常に詳しいが、やはり僕らのケースは異例でどうなるかは分からないと。とりあえずこの国は外国人=スパイというスタンスで扱うので国境でもめることは確実。日本大使館の方がこの手の問題に詳しいので相談した方がいいと。まあとりあえず・・・やばいね。

途中からハサンの友達も合流し、お次ぎは彼の家に。彼の家は庭にベットがあるので今日はここで寝ることに。ウズベキスタンは夏でも夜は涼しくて快適。庭で寝るなんてなかなかできない。四人並んで夜空を仰ぐ。星がとてもきれいだ。

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