朝8:30くらい、起きてすぐに風呂に向かう。もちろんこの間行った公衆銭湯みたいなところ。実に一週間ぶり、アラル海で一応シャンプーをしたといっても体はべとべとなわけで、やっとのことで回復できる。そして今回は現地の人が使ってる木の枝を買って入るんだと意気込んで建物に向かってる。まぁ、結局300円もするから諦めたけどね。
それでも全身をリフレッシュして、またロシア式の地獄サウナに入って肌もすべすべ。ふぅ～生き返ったー気持ちぃ。
そのあとはすぐに三菱ディーラーへ。
前回の反省を活かして、今回は何としてでも値切るぞ。そこで今回は秘策を考えた。その１、このくそ暑い中わざわざ長ズボンにシャツなんて着て清潔感を出して、変な旅行者じゃないんだアピールをする。その２、とにかくマネージャーを呼んで褒めまくる。「I LOVE MITSUBISHI！MITSUBISHI！」。よし、イメトレもばっちし、これなら行ける。久しぶりのシャツに気分もシャキッと上々だ。
とりあえず、運転席側の窓、ワイパー、エンジンオイル、そして全体的な車体のチェックをお願いし早速作業場へ。今回は中にはいって間近で作業見れるみたいだ。そして、機械で持ち上げられた車体の下にはいり、おそるおそる車底を見てみると、うっ…これはひどい。前方の鉄製のガードみたいのがぼこぼこにへこんでる。これ大丈夫なのか？中の大事な所もやられてるんじゃないかと不安になる。
それでも案外平気らしく、一通り点検してもらい、修理個所を直してもらえることに。そして、いざ値段交渉へ。
事務所に戻ると、スーツでビシッときめた担当者が歩みよってきて作業明細を提示してきた。ほう、70000テンゲ（35000円程）ぐらいか。さぁ、こっからだ。
「ディスカウント（値引き）、ディスカウント、プリーズ！」
担当者「haha!нужно сделать！」
そう言って彼は去っていった。
へ？値下げされたの？どうなんだー！？
2時間くらいの作業も終わり、最終的な支払いになり、さっきの担当者がまたやってきた。明細を見ると、あれっ？若干安くなってる。「これ、ディスカウント？」「и×▽п○р!>и！」「サンキュー！」
よくわからないが、何はともあれ無事車はかえってきた。そして、いざ念願のウズベクビザを受け取りに４度目の大使館へ。
2時過ぎに大使館に着き、また待ち続ける。とにかく、寝て待ち続ける。4時になった。警備の人にまだかと聞いてみるも要領を得ない。また車に戻り寝る。起きると、すでに時計の針は既に6時を過ぎている。やばいっ！そう、大使館の営業は6時までなのだ。急いで、人もまばらになった待合室へ行き、警備員に聞いてみると、案の定「今日はノーだ。すでに終わった」と言われる。
いやいやいや、さすがに出直すのはないでしょ！こっちは2時から待ってんだよ（寝てたけど…）。そしたら、よくわからないが一人だけならOKだって言うから、隆のパスポートももって中にはいった。すると、もう帰ろうとしてたのか、大使が「もう終わってんだよ！」とか言ってぶち切れ出した。
しまいにはさっきの外の警備員に電話して、「なんで通したんだ！」とか言って切れだす始末。それでも黙ってしょんぼりしてたら何とか発行してくれた。つまりだ、ついにビザをいゲットしたのだー！
意気揚々と外に出る。大使にぶち切れられた警備員が、今度は腹いせに俺に切れだした。しかしそんなことはもう関係ない、俺はもうビザゲットしたんだ、ウズベキスタンに行くんだぁーー、あばよっ！
それでも今日はもう遅いので出発は明日にして、今日はカフェで作業。
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