8時にアスタナの街を出る。
ガソリンも満タンにしてハイウェイに入る。まぁ、ハイウェイと言っても日本みたいな入口はないし、もちろん無料だ。まぁこんなボコボコの道に金なんかとられたらたまったもんじゃないが。要は普通の幹線道路で、主要な都市をつないでいる。
延々と続く道に信号なんて無いから、ブレーキなしで百キロはざらだ。だからこそ逆に油断してると、突然道の陥没とかがあると、うわっ！てハンドルを切ることになる。本当に間一髪な時もあるし、そう考えると車で世界一周なんて簡単に死んでしまうもんだな。気をつけねばよ。
そうこうしてると、またポリスに止められらたよ。ちっ
窓を開けるなり、ガァーってまくし立ててくる。今回のはやたら高圧的だな。
どうもヘッドライト不点灯のことを言ってるらしい。いや、すっかり忘れてた…パトカーに行くと昨日と全く同じ展開。金を払うか、書類手続きかの二択らしい。ふふ…こっちもお見通しさ、書類を書かせてもらいますよ。 そしたらやはり面倒くさく思ったのか何もなく即開放された。ふみふむ、分かってきたぞ。
そういえばロンプラにこんな事が書いてあった “Central Asian officials and police generally create more problems than they solve.” そうだろうな。まぁこっちも違反してるからそこらへんはお互い様てことで、これからも徹底抗戦だ。
後はひたすら進んで、途中ガス欠になりかけたが、どうにか大丈夫で、今日はバルバシ湖のほとりで寝る。
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