8:00に起き、腹が減ったが店もまだあいてないので、適当に車内に転がってたりんごでもかじってみる。まだ熟してないのかとにかく硬いし酸っぱいしで途中でやめてしまった。
9:00になり、歴史博物館に向う。核実験関連の展示が思いのほか少なくてがっかりな上に、なぜかロシア語のガイドが付きのちと高めのプランになってた。分かるわけねぇ。いらねぇよ…
9:30ドストエフスキー記念館に行く。ここは追放されたドストエフスキーが1850年代に二年間住んでいた家で、有名な『カラマーゾフの兄弟』を書き始めたのもここらしい。説明が全てロシア語なのには辟易としたが、最後の方は英語も記載されてていいね!しかも、ドストエフスキーが使ってた当時の家具、机なども残されてて、触り放題。おそるおそる机をすべすべしてみた。
次はレジストレーションをしに警察署だ。中々忙しい。
そしてこれが、とにかく待たされる。日本人に異様な興味を抱いてくれてるには嬉しんだが、色々連れまわされて、「こいつらイポーツク(日本人)なんだぜ」みたいに紹介され続ける。しまいには、何か奥の方で一緒に記念撮影ときた。おいおい、手続きはいつやんだよ。
そして、ようやく手続きが始まり、次どこいくんだ聞かれた。「アスタナです。」「あー、それならまたそっちでもレジストレーションしてくれよ。」…はぁ。2時間を返してくれ。
結局3日間もいてしまったが、ようやく町を後にし、首都アスタナに向かう。前に読んだ本で、近年のカザフスタンの発展はすさまじく、アスタナは将来世界の中心的な都市になるって書いてあったから、それが本当かどうかは別として実は今回の旅でもベスト3くらいに楽しみな街だったりする。
距離的には600kmほどなのでその日のうちに着くかと思ったら、道路が想像以上にぼっこぼこでなかなかスムーズに進めない。暗くなったので23:00頃には路肩に車を停めて寝た。