2012年5月23日 林 季一郎

初の日本人に遭遇!

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昨日遅くまで起きてたからか、6時に起床予定が気づけば8時だ。しかもいつの間にか車は走り出してるみたいだ。隆に聞けば、6:30くらいから走っていたらしい。いや、全く気付かなかった。既にシムケント(Shykent)の街からも離れ、ガタガタの道をひたすら走っている。途中の町で突発的な下痢に襲われ車を止めてもらい、何とか近くのレストランに駆け込む。いや~若干漏らした感は否めないが、そんなのはいつものことだから気にしない気にしない。ついでに朝飯を食ってまた出発。

2時過ぎに運転を交代してラストスパートだ。気分上々で発進するも、あまりにもボコボコの道に既にうんざりしてきた。しかも、サブバッテリーが故障してるからiphoneもバッテリー切れで音楽もない。壊れて半開きになった窓のブウォーンっていう風切り音だけが鬱陶しく響いてる。

そんな退屈な運転も1時間くらいした頃だろうか、前方からいかにもだるそうに自転車に乗ってくる人が見えた。徐々に近づいてきた。なにやら大きな荷物を車体の両側にぶら下げてるとこから察するに、どうやら旅行者らしい。この辺りでは珍しくもない光景なので、よくやるな~ってくらいに思ってすれ違おうとしたその時だ。疲れきっているのか、顔は下を向いているので良くは見えないが、あれ?日本人じゃないか?と思ったわけ。迷った挙句、先を急ぎたい気持ちはあるものの引き返してみることに。

車を反転させ今度は自転車を後ろから追い抜き、今度はしっかり顔を確認した。「なんだ、トルコ人か…」がっかりしてまた引き返そうと車を停止させ、自転車が通りすぎるのを待つ。すると、急に自転車の人がこっちに気づいたらしく、笑顔満点で近付いてきた。しかも、日本語だ!いや、てか日本人だったのか(笑)

しかもだ、びっくりすることにその人、1週間前にアルマティのウズベキスタン大使館で一瞬すれ違った人だったのだ。向うもこの車を覚えてたらしく、まさに感動の出会いでしばし盛り上がる。その人は秋田の方で、一人で自転車で中国・東南アジアを通ってここまできて、これから延々ポルトガルまで行くそうだ。すごい、いやクレイジー過ぎる…。とりあえず後ろで寝てる隆も呼んで記念写真を取り、連絡先を交換(ウズベキスタンに向かうらしくもしかしたらトルクメニスタン大使館で会うかも)、ついでに残りのスニッカーのチョコをあげて、彼がヨロヨロと再び走りだすのを見送った。お達者で~

こっちも再びアルマティ目指して出発だ。日本を出てから初めての日本人に会え、疲れきってた気持ちもなんだかウキウキだ。そして夜10時ごろ、無事アルマティの街に戻り、明日朝一番で風呂に行くためその近くに車を止め就寝。いや、ホントに激動の1週間だった。

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