2012年5月3日 林 季一郎

カザフスタンビザ再び

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夜更かししたつもりなのに、なぜか7:30くらいに目が覚めた。 何をするわけでもない。仰向けになりながらぼーっと天井を見上げて、起き上がるタイミングを見計りつつ、ふんっ!っと起き上がる。後は、サイドドアをびしゃーって一気に開ければ一日が始まる。ちなみにこのデリカは片方にしかスライドドアがないから、ドア側が俺、隆は反対側で寝ることになってる。特に決めたわけでもなく、気づいたらそうなってた。

10:00に大使館に行くからそれまでの一時間余り、お馴染みのトラベラーズカフェで作業でもやりに一人車を後にする。 もはや三日連続の6回目ともなれば、店員さんにも顔を覚えられてるからだいぶ気まずい。目立たないように、そっとドアを開けて、そそくさと席につく。すぐに店員さんがニヤニヤしながら、またですか~、みたいな調子で来た。わるいか

10:00過ぎに大使館に入り、さあカザフスタンビザの申請、いや闘いだ。何としてでも三日以内に発行してもらわねば!話ではお願いの仕方如何によって発行までの日数が違うらしいのだ。

しかしここで想定外の事態、まさかの大使館員も英語が通じない。 申請用紙は英語も記載されてるので分かるが、もう一枚の方はオールロシア語でまさにちんぷんかんぷん。ぷんぷん。 「いや、分からないって笑」と必死のアピール。すると、近くにいた二人が通訳してくれた。

「Пожалуйста, пишите з×○□….」
「ふむふむ…お、んん?ってロシア語かいっ!!!」
いや…気持ちは有難いんだが、分からないんだよ、それが。

結局、もはやお互い気持ちのコミュニケーションで何とか書き上げた。 絶対どっか間違ってるだろうなーと思いつつ、大丈夫か不安だがそのまま提出。一応受理されたみたいだ。ただ、そこからの説明がまた意味不明。何度もやり取りするうちに「明日の16:00にまた来なさい。そして5/7にここに書いてあるホテルに私から電話します」みたいな事らしいと分かる。

「ちょと待ってくれ、明日また来なきゃ行けないのかよ?しかも発給までもう少し短くならないの?あとその番号適当に書いたから多分通じないっす…ははは」

問答無用。 とにかく明日また来ることに。つまり、今日もこの街を出れないと決まったわけだ。まじかよ。イライラがつのる、もうこうなったらケバブをやけ食いだ!

そしてまたトラベラーズカフェに戻る。
23:30になるとこのカフェは露骨に客を追い出しにかかる。24:00閉店のはずなのに。しかし今日は日記が書き終えるんだ!

23:30会計を迫られる。とりあえず済ます。
23:45肩をトントンとされ、無言のプレッシャー。負けない。
23:50照明の一部と店内音楽が消える。う、あとちょっと。
23:55店員が私服に着替えて帰宅準備完了。よしアップ完了!
24:00店員とともに退店。

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