こんばんわ!
突然ですが、皆さんはエクアドルの国旗ってどんなのか知ってますか?
ビックリしたんですが、実は僕らのデリカとエクアドルの国旗には深~い関係があるんです…
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■ 9月25日 午前10時
二日間のんびりした、リゾート地「マンコラ」を出発。
海岸沿いをひたすら北上して、エクアドルを目指します。
いや~、それにしても
ここまで赤道に近くなってくると
さすがに暑いなぁ…
最強の寒流、フンボルト海流君も
ここでは効果薄。もっと頑張って涼しくしてくれ
エクアドルとの国境までは、50kmほど。
途中で、ペルーのお金を使うために昼飯。
そして、ついに国境へ!
「来てくれて、サンキュ~」の看板が。
さんきゅ~、ペル~
と次の瞬間…
え!?もうエクアドル??
いや、まだペルーの出国手続きとかしてないよ…笑
まぁいっか!
そう思ってたら、エクアドル側の入国管理所に
ペルーの出国管理もちょこっと併設されてた。一安心。
パスポートチェックが終わると
次は、デリカ(車)の入国手続き。
で、これが面倒かった(らしい)。
デリカの書類(=登録証書ってやつ)が
隆名義だから、南米からはこの手続きは全部隆に任せっぱなし!
だから、俺はいつも暇(笑)
(スペインで登録証書を盗まれるまでは俺の名義だったんだけどね…)
で、暇すぎるから今後のルートを調べてみた。
というのも、予定ではこのまま海岸沿いを北上して
グアヤキルっていうエクアドル第一の都市に行く予定なんだけども…
暑いのが本当に嫌なんだよ。
しかも、ここにきて湿気も出てきたし。
もう、それだけでアフリカを思いだして、ウンザリしちゃう。
だから、ここで急遽ルート変更!!
内陸にある、アンデスの山岳地帯に避難しよう!
しかも、そっから北上した方が、距離的にも短い。
それにチンボラソ山(6310m)に挑戦するためにも
できるだけ早めに高地順応したいしね。
で、それを隆に伝えにいく。
もちろん、これには隆も賛成で、決定。
ただ、こっからが長い。
延々に手続きが終わらないようだ。
犬と戯れてまつ。
右に駆ける少女。
ひたすら待つ隆。
犬をなでる。
左に駆ける少女。
オレンジ売りの「イェイ!」する青年。イェイ
ウマそうにジャガイモを食う
さすらいの少年ヘント。
俺:「それ、そんなにウマいの?」
少年:「あぁ、ウマいね。」
待つこと、1時間半!
隆:「よし、終わったー!」
そして、ようやくエクアドルのハイウェイを突っ走る!
あ、電線にめっちゃジャングルっぽい草(葉?)がからまってる。
と、上を写真撮っていた次の瞬間!
危っぶねぇえーーーー!
ぐいっ!っとハンドルを切る!
アホ、牛、馬鹿やろーー!!!
何とか切り抜けた。
ふぅ~、あと少しで牛の脇っ腹に、ドンッ!だったぜ…
そこから先ずっと
道の両脇にはバナナ農園が。
うん。完全にアフリカの景色だわ。
と、また次の瞬間…
ガッコン!!
一瞬体が浮きそうなくらういの衝撃が走った。
その直後から、ガタガタガタガタガタガタ….
と、細かな振動が伝わってきた。
道がダートになったのだ。
あぁ、嫌な感じだな~
と思っていた。
タイヤからの異音に気がついたのはそれからしばらくしてのことだ。
初めは、何かが一時的にタイヤに挟まったのかと思った。
しかし、一向に異音が消えない。これは何かおかしいぞ
カチャカチャ、カチャカチャ
振動の音とは明らかに異質の音が、車体の底から響いてる。
おい、この音はまさか…
いや、マジで勘弁してくれ…
そう、この音、実は前にも聞いたことがある。
それも何度もだ。
そう、タイヤまわりがブッ壊れる度に!!!!
胃の底の方が、ずう~ん重くなるのが分かる。
何で、金欠大ピンチの今なんだ…
でも、何故だ?
この間、三菱で点検してもらった時には
何も異常は無かったはずじゃ?
その後も普通の舗装路を走ってきただぞ。それがなぜ?
なんかもう、落胆を通り越して、怒りに変わってきた!
違う、違う、違うーー!!!!
これは何かの勘違いで、知らないうちに直ってるんだー!
そういうことにして先に進むことにした(笑)
見て見ぬふり~
そして、ハイウェイから、道を右に折れる。
こっから、一気に内陸の山岳地帯に入るのだ。
と同時に、道の両脇いっぱいに
バナナ農園がず~っと続くようになる。
あ、スーパーでよく見るバナナの『Dole』だ!
ひょっとして、ここが本家本元?
そして、さらに車を走らせる。
緩やかな傾斜を少しずつ登っていくと
次第に、民家の数も少なくなってきて
なんかアフリカのジャングル地帯に迷い込んだみたい。
あぁ、ジャングルってのは、世界何処も似たようなものなのね。
幹線通りから、少し下の方の斜面に意外なものを見つけた。
え、日の丸!?
密林のジャングルの中にあって
かなり浮いた、真新しい白い建物が現れた。
そして、なんとそこには、我らが「日の丸」が!
へぇ~、日本からの援助で作られた学校かなぁ。
校舎の裏手に回ってみると、サッカー場でおっさんたちがサッカーしてた。
それにしても、なぜこんな所に作られたんだろうか。
見たところ、小さな農村のようなところだけども。
ここにこんな馬鹿でかい建物って必要なのかな?
まぁ、せっかくだから記念写真撮っとくか!
と、早速準備に取り掛かる。
と、そこに横で様子を伺ってたおじさんが歩みよってきたので
俺:「一緒に撮る?」
おじさん:「お、いいねー!」
ということで↓
あれっ?この配色パターンって(笑)
そう、今まで気がつかなかったけど
デリカ(車)の「赤、青、黄色」の三色って
エクアドルの国旗と色も順番も全く一緒!!!!
おー、デリカよ。お前はエクアドル・モデルだったのか♪
ちなみに、もういっこ。
デリカに書いてある、青と赤の2本線から少し出てる太陽
これも昨日、たまたまテキトーに書いたやつなんだけど
これも見方によっては
エクアドルの国旗から、太陽(=日の丸)が昇ってる感じ。
おぉー、これは中々すごい偶然。
エクアドル、何か良い事あるのかな~♪
ついでに、校舎の中も見学しておこっと。
おじさんに聞いたら
毎日ちゃんと使われてるらしい。
でも、ここに日本人はいないらしいけど。
さぁ、日も暮れそうだ。
再びハイウェイに戻って、先を急ぐ。
目的地の街「クエンカ」まで残り数キロのところで
ウマそうな屋台があったので、夕食がてら見に行く。
おお~、これは美味そう!
しかも、一本100円。
ちなみに、ビックリしたんだけど
エクアドルの通貨って、米ドルなのね…
夜7時半、ようやく目的地の街に到着。
ここは標高2750m、予想通り涼しくて
どんぴしゃに過ごしやすいぜ!
おやすみなさい~
お陰様で9位になれました!
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