2012年11月7日 林 季一郎

不毛な激闘!ビザを求める人人人

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6:30に起きて、7時には大使館の前へ向かう。すると予想外にもすでに10人以上が列を作って並んでいる。

これはやばい!急いで並ぼうとすると、おっさんが壁に貼ってある紙を指さして何か言っている。よくみると、書き込み式の待ち順リストだ。隆と二人分を書き込む、20と21番なので何とか今日は閉館までに申請できるだろう。何にもまして、これで申請窓口に入るまでの激しい争いがなくてすむ。よかったよかった。

8:30、開館まで30分を切った。待つ人の数は40人以上になっている。そしてここにきて、若干不穏な空気が漂いだしてきた。もうリストがあるから列に並んで待つ必要はないはずなのに、窓口の前をめぐって、静かな戦いが始まったのだ。おいおい、本当にリストを使ってやるんだよな。

9:00、ついに扉が開き、ビザ申請が始まった。と同時に悪い予感が現実となった。

後から来たモロッコ人たちがリストの存在を否定して割り込みだしたのだ。それに対抗するはリスト有効主張組。もちろん俺らはこっちだし、大使館が貼ったものなんだから本来がこっちが絶対的に正当。ただ、そんな不確かなものを信じてても万が一のときに危うい。列は隆に並んでもらい、俺は窓口前の押し合い闘争に参加する。

リスト組とリスト無視組とのあいだであちこちで罵声が飛び交う。何とか窓口のドアの前まで体を押して入ることができた。争いの最前線のここまでくると、四方からの圧力で体がぎゅうぎゅうに圧迫される。その中でお互いがにらみ合う。

何が何でも入るんだと強引に前へ体をねじ込もうとするやつ、後からのこのこやってきて、自分で「レディーファースト!」とか言い出すアホな外人、しまいには、リスト上の自分の番を早くするために上に書かれた名前を消すだしやつ(俺らの名前はこれで消された…)。しまいには大使館員がブチ切れる。そんんなこともお構いなしに、見えないところでは脇腹のどつきあい。もうなんなんだぁ!!!!!

今日中に申請できないと本当にまずい。もう構ってられるか。ぐいぐい押し入って何とかドア付近を確保。まわりのやつが何か言ってるが、言葉がわからないので全て罵声にきこえ、何くそ!とにらみ返す。言葉が分からないことは、必然的に憎しみを生むらしい。

世界がフラットになったというけど、確かに国境の意味は以前より希薄になっているかもしれないけど、それでも確かに壁は存在する。言葉の障壁だ。英語だけが話せる人と、英語とスペイン語を話せる人ではもう見えてる世界が全く違うんじゃないだろうか。自分は話せないので確かめようがないが。まぁそんなことは今は関係ない。目の前にあるのは力と力のぶつかりあいだ。

結局どうにか、閉館前に申請できた。90人くらいまでリスト書いてあったが、おそらく申請できたのは40人くらいだろうか。順番で待つという文化がないと、いかに不毛なことが起きるか、まざまざと思い知らされた。

12時前にカフェにもどり、作業にもどる。ほとんどのページはできたが、全体のデザインが決まらず、もやもやしたまま25時就寝。

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