2012年5月14日 林 季一郎

灼熱都市アルマティ

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びゅんびゅんと横を通っていく車の音で目が覚めた。横になったまま、ちらっとカーテンをめくると、道路の反対側にある巨大なセメント工場が目に入った。昨夜暗闇の中で不気味に光ってたのはこれだったのかと妙に納得したところで起き上がる。

すぐに出発し、途中バルバシ湖畔まで行ってみるも汚すぎて水浴びも出来そうにない。再びアルマティ目指して車を走らせる。

隆が運転する横で一心不乱に寝続けること4時間あまり、外が騒がしくなってきた。どうやら町に入ったようだ。のそのそと後ろから助手席に移り外を見ると、東南アジアを彷彿とさせるような町の活気というか、人の熱気というか、そんな暑苦しさが窓越しからも伝わってくる。

市場には人だかりができ、あちこちで罵声が飛び交ってる。アスタナを人間の整然とした理性で表すならば、ここアルマティは人間の感情、欲望丸出しの町みたいだ。どちらも必要だろうが、とにかく暑苦しい。かと言ってどこか居心地の良さを感じさせるのもたしか、とにかく楽しみだ。

先にウズベキスタンビザを申請しに行こうとも考えたが、もう時間もおそいので、ひとまずホテルにチェックインすることに。セメイ以来の宿だから実に1週間ぶり、シャワーが楽しみだ。

どころがだ、散々探してやっとの事でたどりついた、しかもちょっと高めの宿が、まさかの水シャワーしかでないときた。隆がフロントに聞いたところ、どうやら今日はでないらしい。なんだそれ…まぁ、もう随分暑くなってきたから、我慢して入るよ。ちなみに隆は前回風邪をひいた反省から今回は我慢らしい。どんまい

久しぶりにすっきりし、気分良く町へ繰り出した。晩飯を食ってからカフェで溜まった作業をするんだ。気づけばいつの間にか溜まってる。

それでロンプラに書いてあった飯屋にいったら何故か大学の中に。ん?まさか、と思ってると案の定学内の食堂だ。こんなの載せるなよな、折角久しぶりに美味いもの食おうと思ってたのに。まあ、そこで軽く飯を食って、気を取り直して今度はカフェを目指す。どうせならということで初メトロ(地下鉄)で行こうと思って駅へ。お金を出したら、黄色いプラスチックコインを渡されて、それを改札にじゃらって入れたら終わり。おままごとみたいだ。そして、尋常じゃなく深いところにあるホームまで延々エスカレーターに乗ると、すぐに電車がきた。車内もものすごくきれいで、日本と変わらない。

そんでカフェに行って今日は終わりだね。じゃ

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