2012年12月2日 林 季一郎

よし、一瞬スペインに戻ろう!

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今日は朝からずっと車を運転する。西へ西へと進み、一気に海岸線のアガディールという町まで来たところで、今日は泊ることに。

飯を済ませて、カフェでネットを使っているとき、りかさんと「BUYBYの次に何かまたできないかな~」と話してると、「なら、現地の富裕層の家庭で本格的な日本食を作ってあげて、お金をもらうのはどう?」と言う。

ほう..。確かに、これまで通ってきた国のほとんどで、日本食と言えば、中国人経営のエセ日本食で、お世辞にもうまいとは言えないものばかり。これなら俺らが作った方がまだマシだろよ、と思ってきたわけだ。

聞けば、オーガニック・無添加・ナチュラルファンのりかさんはなかなか料理もできるらしい。これは面白いぞ。一つの家庭で好評なら、確実に次のお客さんを紹介してもらえるだろうし、ついでに着物とか着て、なんちゃって日本文化みたいなのも伝えられたら絶対喜ばれるだろう。

じゃあ、どうする。
「なら、スペインまで戻って、日本食材とか手に入れるのはどう(笑)」とりかさん。
一気にヨーロッパを爆走してきたりかさんは、いつもこんな風にスペインに行きたいよ~と言ってるわけだ。
さすがに、ここまで来て戻るのは意味が分からない…でもまた、いくこさんのいる白い村に戻ってきたい気もする…

しかも、ちょうど壊れかけてるパソコンの代わりのものを日本から送ってもらうこともできるな…
しかも、ガソリン代・フェリー代は「りかさん」がもってくれるという…

これで1週間くらいで、もどってきて、隆達とはセネガルで合流すれば、何も問題はなくなってぞ。
よし、これは本当に一瞬で行ってこよう。少し焦りすぎてる気もするが、ここまできたら勢いだ。

すぐに隆に相談しに行くとさすがに少し困惑している様子だが、時間もお金もほどかからないことを説明すると、どうにか納得してくれた。そして、ここで藤田君は一人、カフェで声をかけられた地元の学校の校長先生の家に泊めてもらうことになったという。隆はここで車中泊、藤田君はホームステイ、で俺らはスペインと、もうみんな自由な感じすぎるが、それもまた面白いじゃないか。

そうと決まったらすぐにでも出た方がいいということで、支度をしてハイエースに乗り込み、深夜のハイウェイを走る。スペインの白い村までは、ちょうど1000kmほど、さぁ楽しみだ。

今日は12時ごろ、高速のサービスエリアで就寝。

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