こんにちは！
今日はワイナポトシ挑戦前日の日記です。良かったら読んでみて下さい！
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◆8月16日 朝
朝からラパス市内にある三菱のディーラーに来てます。
そう。相棒デリカ（車）に、かなりガタがきてるのです…涙
ずっと、タイヤの辺りからガラガラガラ～～～と悲鳴が聞えます。
ドライブシャフトのブーツが裂けてて、オイルが漏れてます。
（適当なこと言ってますが、車については何も知りません。）
というわけで、早速担当者と相談。
俺：「あの、全部で幾らくらいかかりそうですか…？」
（資金ショート間近の俺ら、ここは今後の継続にかかわる！）
担当者：「ん～総合点検とかも含めて、400ドルくらいかなぁ」
早速、エクセルの予算計画に照らし合わせる…
あ、駄目だ…もう車の修理にかけられるのは、3万円が限度だ（泣）
俺：「もう他のチェックいらないんで、全部で300ドルでお願いします…」
担当者：「ん～仕方がない。何とかしよう。」
俺：「あ、有難うございます。あと、車って今日から預けなきゃダメですか？いつも車で寝てるんですが…」
担当者：「え、ここで寝てるのか！？おい、皆、ちょっとこいよー！」
（そして、がやがや周りを囲まれはじめ…）
担当者：「なら、ディーラーの中で車で寝ればいいじゃないか！うん、それがいい！」
俺：「え、マジですか…笑」
（というわけで、当分ここで生活することが決定。夜もセキュリティがいつでもドアを開けてくれるらしいw）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして、街へ繰り出すことに。
もちろん、まずは昼飯。
何故か、このあたりのレストランは、入ると同時に勝手にコースが始まる。
でも、スープとか全部で、たった200円。素晴らしい！
そして、ネットが使えるバーガーキングでしばし作業したのち、
俺は、支援してもらってる特典のポストカードを作りに、街をさまよう。
んで、「COPY」って書いてある店を散々たらい回しにされた挙句
ついに「ポストカード？あぁ、出来るよ！」ってところを発見！
それが、ここ。
この謎の店。
外には「コピー」「インターネット」「電話」の看板
もう、何でもやってるらしい…
で、これがいわゆる「電話」サービス
この国では電話ボックス（家庭用の電話機だけど…笑）がめっちゃある。
さらにこれが「インターネット」サービス
みんなFacebookに血眼…
そして、待つこと30分！
ついにポストカードが出来上がった！
え….
おじさん、何かめっちゃ画質悪くないですか…
しかも、折角切ってくれるなら、もう少しちゃんと余白取ってよ（笑）
おじさん：「まぁ、これがボリビアってわけさ！はっはっはー！」
というわけで、サポーターの皆様。
ボリビア風のポストカードがもうじき届くかと思います！
お楽しみに♪
さぁ、一旦隆のいるバーガーキングに戻り
そっから荷物を置いて、いざランニングへ！
そうです。何度も書いたように
3日後の月曜日、6088mのワイナポトシ山に挑戦します！ヤッホー！
雪山に登る。
植村直己『青春を山に賭けて』を読んだ身としては
これは、もー待ちに待った挑戦。
ついに俺も…と思うと身震いするわけです。
そして何より、この間見にいったイグアスの滝以降
どうしても「自分の足で苦労した先にある景色」を見てみたいな～、なんてw
やっぱり、何も苦労せずに、誰でも簡単に見れる景色は
もちろん、それはそれで凄いんだけど
そこに至るまでの達成感がない分、やっぱり感動も少ない気がします。
それに、何かをやるときに
「あぁ、失敗するかも…」っていうくらいのリスクというか刺激というか
そんなものがあった方がやっぱり挑戦し甲斐がありますよねw
もちろん人それぞれだと思いますが、
自分の場合、イグアスの滝みたいに簡単に行けてしまうと
「へぇ～すごいな～」くらいで終わってしまう。
だから、今回は何としてでも、登頂して、頂上からの景色を見てやるぞ！
という感じ、勝手に息巻いてます。
まぁそんな挑戦ですが、どうか温かく見守っていて下さい（笑）
というわけで、ラパスの街を走ります。
すり鉢状の内側に作られているラパス市内を一望。
あまりに景色がいいので、少し休憩がてら写真撮影。
というより、1kmゆっくり走っただけで、息が…出来なぃ…
さすが標高4000m。でも、本番は6000m…
さぁどうなるんでしょうか（笑）
こんな標高でサッカー
何故そんなに走れる？
信じられない…笑
途中で、「日本会館」なるものを見つけました。
ここボリビアにも、多くの日本人移民者がきているそうです。
そして、なんとそこには日系の方の経営する日本食レストランが。
その名も、「けんちゃん」
「登頂したら絶対食いにこよ..」と心に誓う。
そして、再び走り始めて15分。
街の中心までやってきました。
そして、目当ての旅行会社を発見。
早速、月曜日のツアーを申し込みます。
俺：「こんにちは！月曜日にワイナポトシ登りたいんです！」
担当者：「ん～あいにく月曜はもう一杯ね。」
（え…マジですか。どうしよう？）
火曜までは隆が待てないだろうし、
かといって日曜は早すぎて心の準備が…
（えーい！もう、この際日曜にいってやるか！）
俺：「じゃあ、日曜でお願いします！」
担当者：「…ごめんなさい。日曜はガイドがいないの。」
終わった。
俺のワイナポトシの夢が…涙涙涙
うぅ～絶対に登りたかったのに…。
でも、さすがに今日の明日じゃ絶対に無理だよ。
だって、今少し走っただけでも死にそうだし…
俺：「本当にどうにもならないですか！！？」
担当者：「ごめんなさい。日曜は他の会社もガイドがいないみたい。」
完全に、終わった。
あまりのショックにしばらく席を立てずにいた。
すると、横にいたガイドっぽいおっさんが
ガイドっぽい人：「お前なら明日行ける。」
いや、意味わからん。
はぁ….マジでどうしよ。
登るって言っときながら挑戦すらしないなんて…
すると、おっさん再び
ガイドっぽい人：「大丈夫、お前ならいける。」
と言って今度は、パンフレットを手渡してきた。
ガイドっぽい人：「ほら、見てみろ。ここ歩いて、二日目にちょっと頑張って登るだけさ。簡単だろ！」
手渡されたものを見つめる。
（あれ…マジで簡単に思えてきた。絵だと…笑）
俺：「ホントに素人でもいきなりで行けるんですか？」
ガイドっぽい人：「もちろんさ！その靴（コンバース）でもいけるくらいさ！はっはっはー！」
俺：「…..」
俺：「まぁいい。ならおじさんを信用するよ。」
こうして、明日朝一のツアーに参加することになった。
そして、まさかこのテキトーなおっさんと一緒に登ることになろうとは…
帰りに、手袋（150円）買っておいた。リャマ製？
さぁ、出発は明日だ。
いそいで隆の元に戻って、事情を説明。
そして、飯をくって早々に寝床のディーラーに撤収。
しかしだ…
おい、何で誰もドア開けてくれないんだよ！
セキュリティの人がいつでもいるって言ってたじゃないか！
ドンドンドン！！
いっこうに誰かが来る気配がない…
おい、マジかよ。明日、ワイナポトシだぞ。早く寝なきゃいけないのに…
しかし、誰もこない…
まさかの野宿を覚悟して、その場で歯磨きを終える。
我ながら信じられん状況…
と、その時だ！
ついに警備の人、参上！！！
助かった～～～～～
って、車が浮いてるんですけど！
この状態で寝るんかい！笑
はぁ、どうにか明日に備えられた。
明日は起きれますよ～に、お休みなさい～
※この続きの日記はアップ済です。
「8/17 初心者がワイナポトシ山（6088m）に挑戦！前半戦」
「8/18 初心者がワイナポトシ山（6088m）に挑戦！登頂編」
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