2013年8月22日 林 季一郎

ボリビアで横行する不正ガソリンの謎

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こんにちは!

昨日の続きで、今日はポトシから首都ラパスへ向かいます!その途中にこの国のガソリン価格には地元用と外人用の二種類があるという、全く嬉しくないシステムを知るのですが、実はそれには裏があってですね…

そういうことだったのかい…

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◆8月14日 朝7時

 

朝からネットで作業しようとしても

ぶつぶつネットが切れる…

イライラ。イライラ。

 

 

前に座ってるフランス人も

スカイプで電話をしてるんだろうけど

それがブツブツ切れるもんだから

 

その度に

オーマイガッーーー!!!って何故か英語で連呼。

 

うん、でも分かるよその気持ち。

(ボッケぇーーー!!!って感じ。)

 

それにしても、ボリビアに入ってから急にネット環境が悪くなったなぁ。

街の雰囲気とかはすごく好きだけど

やっぱりネットがないと俺らはもう万事休す。

 

さて、10時に洗濯物(実に1ヶ月半ぶりの!笑)を受けとって、

さぁ、姉貴の合流のゴール、首都ラパスに向けて出発です。

ラパスまではおよそ550kmだから、今日は一日運転Dayになりそう。

 

 

車のところへ行くまでに

やたらと『ABOGADOS』と書いた看板があった。

いや、本当に、1ブロックの間の2,3軒はあるんだよ…

 

 

確か、弁護士とかの意味だったはずだけど、一体どういうこと?

訴訟ってそんなにあるの?(…結局分からずじまい)

 

 

 

急斜面を転げ落ちるようにポトシの町を出る。

そして、またしてもアンデス高原の急なカーブと緩やかなアップダウンが延々続く…

(酔うから本もまともに読めないし、ちょっとウンザリ…)

 

それでも、多少高地順応してきたのか

気が付いたらもう頭痛も消えて

頭が冴えてて、気分は上々!

 

大群のリャマ!もう見慣れた(笑)!

 

景色も若干飽きてきたので

助手席で、姉貴が持ってきてくれた本読んでると

「ポトシ銀山の生産が減退していった分をオルロの鉱山が支えた。」と。

 

へぇ~、これから通るオルロ(Oruro)も街も鉱山で栄えたのかー

しかも、鉱山主で成金になった人の邸宅が残ってるのかー

 

昨日は、実際に現場で働いている人を見たから

今度は、逆にそれによって莫大な利益をもらった人の生活も見てみたいな。

 

というわけで、行くことにした。

でも、その前に昼食休憩っと。

 

 

これ全部でも一人200円いかないくらい。ボリビア最高。

そして、今度は俺の運転で出発。

 

 

そして、4時過ぎに目的地の成金宅に到着。

どうやらここは、スズで儲けたサイモンっていう人の家で

1900年に建てられたらしい。

 

へぇー、鉱山でぼろ儲けっていうから

てっきり植民地時代のものかと思ってたけど

結構新しいんだな。

 

 

それにしても、全てが豪華すぎる…

ガイドさんはスペイン語だからちんぷんかんぷんだけど

見てるだけでも、その凄さは分かる。

 

 

本物の馬車だ!

初めて実物を見た…

 

 

一緒に回ってる、地元のカップルらしき二人も

「うわ~すごい~」みたいに、超テンション上がって

一個一個丁寧に見て回ってる。

 

でも、考えてみれば、地元の人たちからしたら、

この人たちの贅沢は自分たちの犠牲の上で成り立ってたわけで

そこら辺はどう思ってるのかと思うと、複雑…

 

 

さぁ、見学も合わったしラパスに急がなくては!

街中を通って、幹線道路へと戻るよ。

 

 

ただ、その前にガソリンを入れておこうということで近くのガソスタへ。

 

俺:「すいませ~ん!ガソリン満タンでお願いします!」

ガソスタの人:「すまないね。うちには外国人用の販売システムがないんだよ。他を当ってみてくれ」

 

え、何それ?外人用のシステム??

そういえば、ウユニでも外人価格を言われたな…

 

まさか、ボリビアは地元民と外国人で値段が違うのか!

 

ちなみに、値段はこんなに違う。

 

地元民:3.75ボリビア―ノ(≒60円)

外国人:9.2ボリビア―ノ(≒140円)

 

要するに、俺ら外人は3倍近い値段なわけ。

おい!違いすぎるだろ!!

 

しかも、外人が使えるガソスタは限られてるのだ。

仕方がないので、次のガソスタに向かった。

 

その名も「インターナショナル」

うん、これなら行けるでしょ。

(ちなみに、ボリビアにはシェルといった外資系ガソスタはない!)

 

さびれた感じのところで、客もほとんどいない。

早速、そこにいたおじさんに聞いてみた。

 

俺:「すみませ~ん!外国車なんですけど、大丈夫ですか?」

おじさん:「おう!大丈夫だよ!」

 

俺:「値段はいくらですか?」

おじさん:「ん~、9ボリビアーノ(≒140円)だ。ちなみにレシートはいるか?」

 

俺:「いや、結構です。」

おじさん:「なら、7ボリビア―ノ(≒100円)だ。」

 

え、何それ?何でレシートが有料なんだよ…

不思議に思っておじさんに聞いてみた。

 

(おじさんがガソリンを入れ始めた)

 

俺:「何で、レシート有りと無しで値段が違うんすか?」

おじさん:「!”#$%&’(」

 

意味不明なスペイン語が返ってきた。は??

 

そうしてるうちに会計になって。

でも、提示されたのは何故かさっきよりさらに安くなっていて

1リットル、6ボリビアーノ(≒85円)。

 

へ?何でまた変わる?

そんなにテキトーでいいのかよ…

ん?まさかこれって…

あっーー!!!そういうことか!!

 

このおやじ、地元民用の価格でレシート発行して

差額をポケットマネーにしようとしてる!!

 

ふむふむ。やっと意味が分かったぞ。

この間ウユニで入れたときもそうだったのか。

なんと、終わってるシステムだこれ。

 

よし、次はもっと値段をまけてもらおうっと♪

 

 

さぁ、もうすでに日も暮れて真っ暗だ。

 

道はあちこち穴ぼこあいてるし!

トラックは尾灯付いてないからよく見えないし!!

対向車は嫌がらせのようにハイビームでがんがんくるし!!!

 

危なすぎる…。怖い…。

 

 

ようやく、ラパスが見えてきた!

すり鉢状の街は、斜面の上の方まで家が並んでる。

 

 

そして、ようやく首都ラパスに入れたのは夜の10時過ぎ。

さすがに疲れ果てたので、晩飯も食わずに就寝。おやすみ

 

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