2012年6月12日 林 季一郎

大学で二度目のプレゼン

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8:00には起きたと思う。すぐにipadを脇に抱え、ホテルのロビーに行ってイランビザからのメールがないか見るも来ていない。もはや露骨に無視してきてるのか。焦りが怒りになってきた。それでも授業に行かなきゃいけないので、車に戻りホテルを出る。

途中で、ケバブ・モーニングを済ませ、9:50に大学の正門前に着いた。ちょうど、石村先生が通りかかり、いきなり増えた車の落書き、いやサインの多さにびっくりして、カメラで写真を撮っている。準備も出来た、さぁ教室へ。若干、下痢気味なのが気にくわないが。

教室には、すでに10人程の生徒たちが集まっていて、こちらが入るなり興味深々な様子でこちらを見てる。悪い気はしない。

隆がプレゼン用にプロジェクターの準備をしている間、俺は横の椅子でしばし休憩。やはりイランビザの事が頭から離れず、気分は沈みぎみなのは自分でも分かる。そこにきて下痢が襲ってきたので、しばしトイレに退散。

ここで問題が、急いで大の方に入ったもんだから、トイレットペーパーがないことに気づかなかったわけ。いつもならズボンに非常用のティッシュを仕込んでるんだけど、今日はビシッと長ズボンで決めてきたからそれがない!どうする、どうする?しょうがない、最終手段でいこう。ポケットから輪ゴムでとめた札束を取り出し、一番安い200スム(5円くらい?)を取り出して….

何事もなかったように教室に戻ると、みんな既に席ついて俺待ちの状態だ。誰も知る由もない、よしよし。

そのまま前にいってプレゼンを始める。今回はパワポを隆が昨日作ってくれた。隆がスライドを進めるのに、合わせて俺が説明するのだけど、中々順番通りうまく説明できない。今度は話すことを事前に考えてこうようと少し反省。プレゼンの後は、2グループに分かれて隆と俺がそれぞれインタビューを受けるんだけど、これが中々面白い。ヒーローにでもなった気分だ。

それにしても、日本語を勉強し始めて2年目とは到底思えないレベルの高さだ。それに質問してくる積極さがすごい。最後はみんなで感想を言い合うんだけど、ここでもやはり「こういうことが出来るのは日本人だからだ」という意見があった。言われてみると確かにそうだ。お金の問題、それにパスポートとビザの問題など、日本人である自分たちは本当に恵まれてるし、そう見られてるのだろう。

授業後、嬉しいことにまたサッカーに誘ってもらえた。しかも今度は日韓ウズの三か国だ。12時には大学を出て、ビザの延長の可否を確認するためにOVIR(警察)に行き色々と事実確認をすると、もうカザフスタンに戻って、そこからカスピ海を越えるしかないことが判明。うすうす感じてはいたのだが…無性に自分に腹が立つ。今回もなんとなくやばいのは分かっていたし、駄目なら駄目でもっと早く結論を出せていたはずだ。今回もまた、絶対にイランに行きたいという思いから、目の前の問題から目を背けてしまった。何とも自分が苛立たしい。旅に楽観視は必要ないだろう。

また、日本センターに行き18:00まで時間を潰していると嬉しい連絡が。石村先生が来られて、なんと日本からの荷物が届いたという!ウズベクの郵送システムがくそすぎて、荷物の紛失が日常茶飯事だと聞いていたので、半ば諦めの気持ちだったので本当にうれしい。これで今日は寝れそうだ。晩飯に生徒に教えてもらった韓国料理を食べ、久しぶりのラディソンホテル駐車場にて寝る。

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