2012年4月21日 林 季一郎

ウランウデ直前にポリスチェック

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どうしたんだ、くそ寒いぞ。そんな朝は決まって二度寝する。ようやく10:00頃になって、もぞもぞと寝袋から体をよじり出す。筋肉痛やらなんやらであちこちが痛いから「あ~」「うー!」とか言いながらどうにか抜け出す。毎朝こんな調子だから、結構腰にきてる。

そのまま、車を停めていたカフェにシャワーを借りに行く。1週間ぶりのシャワーは爽快さは格別だ~。そして、併設のカフェに朝飯を食べにいくが、なぜかNO!NO!みたいなことを言われたので店を出た。意味わからん。

今日は次の目的地ウランウデまで、400kmくらいの道をひたすら進む。途中、小高い丘があったので登ってみるのだが、最近運転ばかりでまったく運動していないせいか、100mくらい登るだけですでにバテバテ。体力だけには自信があったので、なんとも言えないむなしい気持ちだ。それでも、山頂からの景色はそんな気持ちをすべて忘れさせるまさに絶景。360°延々と広がる山の斜面、遠くに見えるシベリア鉄道、そして眼下を流れる河。

ところどころが凍っていて、夕焼けがこれまたいい具合に映ってるんだよ。この場にいないとこの感じは絶対に伝わらないだろうな~と思いながらも、一応写真をとってみたが、案の定だめだ。「この澄んだ空気感が伝わってないんだよ~、この空気感がさ。」などともっともらしいことも言ってみる。

時間もないので先を急ぐ。が、そんな時に限ってポリスチェックが待ってるわけ。

「まじかよ~」と思いながらも、とぼとぼパトカーまで付いて行くと、3人も警官が中にいて、なにやら「ほら、中に座れよ(にやにや)。」みたいな。

「うわ、とうとう賄賂きたー」と諦めて入る。

とりあえず、罪状はスピード違反らしい。「いやいや、他のトラックがどんどん横を抜いてく中で唯一安全運転を貫いた善良な俺らをあえて捕まえるかよ。。。くそ」。で、どうすればいいんだと様子をうかがってると、「YOU JAPAN?」と聞かれ、「FUKUSHIMA?」のことに話が及び、「Ipadすげ~」となり、あれよあれよでそのまま無事解放。しまいには「気をつけていけよ!」みたいな雰囲気で、お約束の握手で話は終了。なんだこの茶番。

なにはともあれ二度目のチェックも無事通過。この国も思ったほど悪くないらしい。

そのまま、ウランウデに入り、えせ日本食を食べ、今日は就寝。
さあ、あすは念願のバイカル湖フィッシング、隆のかねてからの願いだ。

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