2013年2月7日 林 季一郎

ナイジェリアの田舎で「日本人ですか?」と話しかけられる

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7時には起きた。デリカとハイエースに挟まれてテントを張ったとはいえ、吹き込む風がやたら冷たい。しかも昨日とは違って、からっとしたやつだ。「うぅ..」おかげで喉がやられたが、それも海沿いの地獄の生活環境に比べれば贅沢な悩みだ。

すぐ隣のトラックの下で寝てた男ももぞもぞと起きてきた。「BONJOUR」ときたので、「ぼんじゅ~る」と返す。
さぁ、そろそろナイジェリアへ行こう。とことんロクな噂を聞かないNIGERIAへ。

「人口1億6000万人のうち、1億5000万人が億人らしいよ」いやうそだろ
「普通に車が逆走してきたので、ハンドル切って道路わきに突っ込んだ。後ろの車は正面衝突。」恐ろしい…

とにかく、アフリカ縦断した人でも「ナイジェリアの運転の酷さは次元が違う」というし、色々な意味で楽しみだ。

………………………

そうしていると道を間違えた。というより、助手席で寝ていて起きたら、訳の分らん村のど真ん中にずかずかと入り込んでいたから驚いた。「すごいな…。合ってるの?」と隣の隆に聞くと、「他に道はなかった気がするけど…」と言う。様子を見るためにさらに進むも、これ以上は無理だ。もう民家すれすれだよ。あえなく引き返して、別ルートで行くことにした。

しかし、この道がひどい。どこかでメインルートから外れてしまったんだろう、もちろん舗装なんてされてないし、平坦なところの方が珍しい程、凹凸や地割れが延々と続いている。窓上についてる手すりにつかまってないと、ガンッ!と揺れで車体に頭を打ち付けそうだ。

ガンッ!ボコ!どうする引き返す?ガキ!ゴキ!いや、大丈夫!国境までもうすぐだ、このまま行こう!ゴンッ!!!

30分後、遠くの方に小さな小屋が見えてきた。地図上ではあそこが国境のはずだが…
それにしても国境と呼ぶには、あまりにもみすぼらしい建物。国境線なんて、ただの紐が横にだら~んと張ってあるだけだ。まぁこんな国境も慣れたもの。

早速、その小屋に入ろうとしたとき、脇の看板が目に入った。

「NIGERIA IMIGRATION OFFICE」ぼろぼろになっているものの、明らかにここはナイジェリア側の国境ということになる。するとだ、今までいたベニン側の国境はどこ?もう過ぎたの?

どうも、あまりにもマイナーな国境すぎて、ベニン側の国境というものが存在しないらしいのだ。ということは、まさかの出国スタンプもなし。これはさすがに初めてだ。早速面白い。

無事入国し、その後若干のごたごたも乗り切り、さぁ先を急ごう。もう時間もない。

………………………

しかし、そううまく事は進まない。聞けば、ここからも当分悪路だそうだ。砂道、森林地帯、凸凹道のフルコースを楽しんでいたら、もう日が暮れてきた。今日中に着きたかった首都のアブージャまでは残り500km、今日は100kmしか来てないぞ….

それでも暗くなったものはしょうがない。適当な街で車を止め、街で唯一のレストランに入った。そして、ビールを頼むと、よく分からないが、「ここでは出せない。店の裏手に回ってくれ」と言う。意味が分からないが、言われるがままに裏へ回ると、テーブルが並んでいて、みんな酒を飲んでいた。ようは、本来は酒を飲んではいけないムスリムが、隠れて飲んでいたのだ。

早速、ビールと飯を頼む。明かりもなく、もはや暗くて自分が何を食べているのかも分からない。まぁ、ここでは見ない方が幸せと言う場合もある。そんなとき、「日本人ですか~?」と妙なアクセントの日本語で話しかけられた。

一瞬ビクッ!として、振り向くと、白人の女性だ。聞けば、昔大阪で住んでいて、今は国際協力の仕事でここに来ているという。そのまま一緒に食事をとった。そして、なんとそのまま彼女の家に泊めてくれるというではないか!そのまま喜んでついて行った。

しかし、確かにこの村にはそぐわない程の豪邸なのだが、電気も水も無いという。彼女は当然のように家の前の井戸に水を汲みに行く、すごい…。そしてなんといっても家の中が暑くて寝れたもんじゃない。

結局、3人ともいつも通り、テントと車で寝ることにした。それでもレイチェルの家の前だから安全だ。安心して就寝。

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