9:30頃にのそのそと起きた。国立公園の入り口のそばで寝たんだから、公園の管理事務所はすぐ目の前だ。
一馬君と一緒に費用やガイドなどの手配を済ませて車に戻る。ただガソリンが底を尽きかけてるので、まずは隆達が隣町まで行ってくることに。
その間、りかさんはいつものコーヒー作りに精を出す。暇な俺は子供たち囲まれる。
この辺りまで来ると、フランス語すら通じない。それでもジャッキーチェンは、たとえアフリカといえども共通シンボルらしい。
「フォー!ヒャー!」とか言いながら、それらしい真似をしてくる。しょうがないから、砂地に土俵を作って相撲を教えてあげた。
「ハッキヨーイ、ノコッタ!」
ふん、はっ、ポイッ!(所詮子供だ)ははは、見たかニッポン人の力を!
すると、10人くらいが全員で一斉にかかってきた。押し倒され、ぐちゃぐちゃだ…
デリカが戻ってきたので、公園内に入った。ひどい悪路を2時間くらいで、公園内唯一のホテルに着いた。
軽く食事を取って、そのままボートで川下りへ。遠くにカバが一瞬見え、その後はワニがあちらこちらで昼寝をしてる。
眠くなったのか、帰りで隆とりかさんも寝ていた。
公園から戻るとそのまま急いで国境近くの町へ行きそのまま就寝。
ろくに食べるものもない。水も少ない。というより町が暗過ぎてよく分からない。これがアフリカか…
このあたりまで来ると、シャワーは1.5Lペットボトルを2本で全身洗う。