2013年1月1日 林 季一郎

聖地での年越しはカオス

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9時頃に目が覚めた。5時にイブラヒムが起こしてくれるはずだったのだが、どうしたのだろう。
一馬君に確認すると、さすがに3時間睡眠ではかわいそうだと思ったらしく、朝一番の礼拝はイブラヒムとアダムの二人で行ってきたらしい。

支度をすませ、防塵用のマスクで空気汚染対策もして、いざモスクへ向かう。

モスクまでは一本道で、遠くの方にモスクの塔がそびえているのが見える。でも問題はここの人通りだ。

みんなぞろぞろとモスクに向かって歩いていくのだが、モスクに近づくにつれて、混雑の度合いは増していき、
ゲート前ではもうぎゅうぎゅうで身動きが取れない….。

そうして執念でたどりついたモスクの敷地内で、連れてかれるがままに、何か所かで礼拝を済ませる。

そしてここでようやく飯だ。昨夜から何も食べてない。

結局、イブラヒムの従兄の家で豪華なご飯をごちそうになる。
なんと、イブラヒムはかなりの名家の出だったのだ…。全然そうは見えなかったのに。

もう日も暮れ暗くなる頃、車に戻り、いざ町をでる。
ようやくLOOKの旅路も再開だ。イブラヒムとアダムにお別れを告げて、Toubaからダカールに戻る車の渋滞を脇目にすいすいと進んでいく。

夜10時前、ネットの入るガソリンスタンドで就寝。

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