2012年12月31日 林 季一郎

アフリカンムスリムの聖地で年越しを

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2012年最後の日はいつも通り9時前に起きた。年越しを迎えるToubaの町にに向かう前に、
この後のルートとスケジュールを決めた上で、合流希望者への連絡を済ませておきたかったので、一人でタクシーでホテルのカフェへ。

12時前にハイエースとデリカも来たので、飯とシャワーを済ませてToubaへ出発。バッテリー交換は時間がなかったので、次の街でということになった。
いつもの『なんでも後回しルール』だ。

それでも出発は遅れに遅れて5時過ぎになった。しかもそこから一旦街中へ、一馬君の友達であるイブラヒムとアダムを拾いに行く。

そしてようやく町を出ようとした時だ、前を走るデリカが警官に止められた。俺とりかさんの乗るハイエースは問題なく通過し、その先で待つことに。
しかし、いくら待ってもデリカが解放される気配はない。どうしたのか?

様子を窺いに行くと、どうやらセネガル入国の際の書類上の不備が問題になってるらしい。
それにしても今回の警官はひつこい。30分、1時間と経っても頑として通そうとしない。しまいにはデリカに乗り込んで、「俺はここを動かない!」と言いだす始末。
俺が口を出してもしょうがいので、ハイエースで待っていると、どうやら警察署に行くことになったらしい。

もう真っ暗になった街中を、電灯もないさらに真っ暗な区域に入っていく。

そして、警察所らしき建物に二人が警察官と一緒に入って15分、少しの賄賂で話がついたらしく無事解放。もう8時を過ぎていた。

そこからToubaまで急いで向かうのだが、この国のみんなが向かっているのか、とんでもない渋滞で全然前に進まない。
我慢しきれなくなった車が、車道を外れて砂地のダートを走っていく。気づけば、普通の車線、反対車線、左右のダート、5、6本の別ルートが出来ていて、
みんな無茶苦茶に走っている。秩序はない。しかもあちこちで砂にタイヤがとられて身動きできなくなった車やバスがつっかえてさらなる混乱を生んでいる。
無秩序はさらなる混乱を呼ぶ。もうだめだこれは。

結局、ニューイアーの瞬間は車の中で迎えた。そして深夜1時ころ、人と車でごった返すToubaの町に入った。
車の排気ガスが目に見えるほど空気が汚れている。みんなマスクをしてるので、一馬君にもらってしてみるが、効果はなく、喉と目が痛い。

とりあえず、朝の5時の礼拝まで各自寝ることにした。腹減った

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