9時頃に目が覚めた。5時にイブラヒムが起こしてくれるはずだったのだが、どうしたのだろう。
一馬君に確認すると、さすがに3時間睡眠ではかわいそうだと思ったらしく、朝一番の礼拝はイブラヒムとアダムの二人で行ってきたらしい。
支度をすませ、防塵用のマスクで空気汚染対策もして、いざモスクへ向かう。
モスクまでは一本道で、遠くの方にモスクの塔がそびえているのが見える。でも問題はここの人通りだ。
みんなぞろぞろとモスクに向かって歩いていくのだが、モスクに近づくにつれて、混雑の度合いは増していき、
ゲート前ではもうぎゅうぎゅうで身動きが取れない….。
そうして執念でたどりついたモスクの敷地内で、連れてかれるがままに、何か所かで礼拝を済ませる。
そしてここでようやく飯だ。昨夜から何も食べてない。
結局、イブラヒムの従兄の家で豪華なご飯をごちそうになる。
なんと、イブラヒムはかなりの名家の出だったのだ…。全然そうは見えなかったのに。
もう日も暮れ暗くなる頃、車に戻り、いざ町をでる。
ようやくLOOKの旅路も再開だ。イブラヒムとアダムにお別れを告げて、Toubaからダカールに戻る車の渋滞を脇目にすいすいと進んでいく。
夜10時前、ネットの入るガソリンスタンドで就寝。