8:30起床、目の前のカフェでコーヒーで目を覚まして、スペ語単語帳をパラパラめくってると10時になった。 毎日、違う場所で、違う環境で流されながら生活してる俺らからすると、逆にこういった決まったルーティーンワークを持つことは大事なわけだ。
それに旅行してる俺らと違って、まわりの同期とかはもう働いてるわけで、俺らは何もしてなければ色んな意味でどんどん置いてかれる一方。それは嫌だな~。そもそも、世界一周なんて誰でもできるし、起こる問題に受身的に対処してけばそんなに大変でもない。 日本とたいして変わらないここヨーロッパでは特にそうかもしれないね。だから、俺何やってんだろうかという危機感は常にある。 海外に出て何も成長してないなんて言われたくないし、それじゃあお世話になった人に顔向けができない。
「目的意識を持って旅をした方がいい」と、旅に出る前に友人に言われた。正直、目的なんて最近はよく分からなくなくなってる。 それでも、この焦燥感だけはなくしたくない。世界一周はすごくない
10時になったので、外に出てデリカの前で待つ。実は、同じく日本からロシアを通って大陸を横断してきてる、田中さんと会うことになっているんだ。 歳もそんなに変わらないし、車の整備士でもあるので色々聞きたいこともある。
無事、会うこともでき、唯一あった近くのマックで色々と話を聞く。 実は田中さん、出発早々、ロシアで車が大破するほどの大事故を起こしながらも、2週間後に車を買い直して再チャレンジしてるんだ。 俺ら含め、facebookで見守ってた皆がびっくりするほどの大クラッシュにも関わらず諦めない、パッションだね。 直接見たわけじゃないのに、事故後の写真がいまだに若干トラウマになるほど。とにかくすごい人だ…
さらに、もと整備士の車マニアだということで、デリカを試乗してもらったりして、色々と見てもらう。 おそるおそる結果を聞いてみる….、
「うん、大丈夫いいんじゃない!」
やったー!とにかく車のことは全く分からないから、そのことだけが心配だったので一安心。 それでもサスペンションのショック部分はぶっ壊れてると言われる。
ついでに、三菱のディーラーまでついていってもらうも昼休み中。今日中にスイスに戻るという田中さんたち、記念写真をとってお別れする。 ちなみに、彼らの車に貼ってあったステッカーをデリカに引き継ぎ、さらにはアフリカのためにと持っていた抗生物質をもらいました。あざす!
バルサの街中にもどり、ちょうどバルサに留学中だった高校の同級生宅におじゃまする。ついでに晩飯もご馳走になり、車に戻って今日は就寝。 ただ昨日買った本が、ちゃんとしたスペイン語でないことが発覚して少し悲しい。明日買い直す