またしてもMさんに朝食を差し入れてもらい、一日が始まる。そしてここでMさんともお別れだ。いつもそうだけど、合流してくる人は本当に面白い人が多い。 今回のMさんも、就職して、海外に住んで、今は日本の大学院で勉強中で、なんでそんな人が合流?とも思えるくらい。 今回も、とにかくいろんな話を聞けていい勉強になりました、有難うございます!アディオス(さようなら)!お元気で~
俺らはそのまま再び北上してフィレンツェに向かう。本当はスルーして南仏に抜けるつもりだったのが、この間ミラノ近郊のクレモナで会った日本人の女性にフィレンツェに遊びに来ていいよと言われて急遽寄ることになったわけ。
13時頃にフィレンツェに入り、街中にデリカを停め、夜までは自由行動に。隆はコインランドリーに洗濯に、俺は車内でスペイン語。 しばらくすると、車の周りを何人かが囲んでジロジロ見ている。外からはあまり中が見えないから、中に俺がいることにはきづいてないらしいのだが、逆に気まずくて今更外に出れない。
外に付けてあるマジックでひとしきりメッセージを書き終え彼らは去っていった。そのあとも何組かが同じように、コキコキと何かを書いていく。その度に中の俺はじっと息を殺して待つ…うぅ。
夜になり、そろそろ待ち合わせ場所に向かおうかという時に、たまたまイギリス人に声をかけられた。横にいる奥さんが日本人ということで、興味を持ってくれたらしい。2人でここに住んでいるという。さらに、すぐそこには日本人がやってるケバブ屋があることも教えてくれた。日本人がケバブ?なかなかすごい。それにしても、ヨーロッパには日本人が多くいるものだ。
8:30、何とかクレモナで会った日本人、望月さんと合流し、近くのアペルティーボでご馳走になった。聞くと、イタリア在住10年で、靴の職人さんをしていて、今はバッグのデザインをしているらしい。職人業もなかなか大変みたいだ。
11時、望月さんと別れ就寝。