2013年3月17日 林 季一郎

コンゴの歪んだ発展

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Ouessoの街をでる。
しばらくはダートが続くが、聞いていたとおり路面状態は良い。

熱帯雨林のど真ん中だというのに、至る所で工事車両が目に付く。それら全てに漢字が書かれている。中国のすることに驚くばかりだ。

もちろん、俺らからしたら、道路を造ってくれるので本当に有難い存在だ。地元の人たちも同じ気持ちなんじゃないかと思う。

さらに進むと、熱帯林から草原の中に点々とまばらに草木が生えているような殺風景な景色に変わっていく。

と、ここで

「あーーー!!赤道とおおりすぎちゃった…」

そう、気づけば赤道線を通過してしまっていたのだ。記念写真でも取ろうと思っていたのに、標識も何もないんだから分かるわけがない。もー

ダートから、ただ驚くばかりの綺麗な舗装路になり、快調に車は進む。

夕暮れ前に現大統領の出身地Oyoの町まで着たところで今日はおわり。
本来の中心地であるはずのコンゴの南部は放置され、大統領の出身である未開の北部だけが急速に発展を遂げているとは聞いてはいたものの、これはあまりにも露骨ではないか。これじゃあ南部の批判を受けるのも仕方がなかろう。

地元のビール飲んでおやすみ。

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