コロンビアからパナマに輸送した我らが相棒デリカ（車）。
車内のモノがいくつかなくなっただけでなく
なぜかいたるところがぶっ壊わされていました。
こんなことが許されていいのか！？
（いいらしいです。。。）
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■11月20日
パナマ上陸二日目です。
暑い上に湿気がすごくて本当に嫌です。
早くアメリカまで行って、雪に埋もれたいな～♪
なんて妄想しながら、車のエンジンをかけようとした時…
俺：「あれっ？鍵が入らない。。。」
一ヶ月ぶりの運転で、鍵の差し込み方まで忘れてしまったのか？
いや、何度試しても入らない。
鍵を引っ張りだして、じっくり見てみました。
あ、歪んでる！！
え、どうして？？
横にいた隆に聞いてみた。
俺：「この鍵って、まさか輸送中に壊された？？」
まだ眠そうな隆が答えた。
隆：「ん～、まぁこっちの人は力が強いからね～。」
俺：「あ、そういうことか。」
ということで納得。はしない！
だって意味分からないっしょ！
力が強すぎて、鍵を回しただけで曲がっちゃうとか、もうギャグでしょ！！
とりあえず、輸送中に曲げられたことは確からしい。
それにしても、隆のジャンパーは盗むし
スポンサーさんの写真はどっかにやるし
中は雨漏りだらけだし、車内はぐっちゃぐちゃにするわ。
これは立派な事件である。
しかし、そんなことは自己責任で片つけるのがここのやり方。
人類のスタンダードが通用しないのが世界のスタンダード。
窃盗はその時の気分次第。
器物破損は自然の成り行き。
それの何が悪い！と言わんばかりの船会社の物言い。
※事前に船会社から忠告された衝撃の事実はこちら
まぁどうでもいいや。出発しよ。
南米と同じく、ここ中米でも
パンアメリカン・ハイウェイという幹線通りが南北に走っている。
所々に穴ぼこがあって、若干南米よりも質は劣るけど…
さらに、毎日のように降るスコール対策からかこんなものがあるんです。
道路の両脇に、めっちゃ深い側溝。こんなにいるのかな～。
そして昼ごろに、適当な店で昼食にします。
体調がまだ本調子ではない身としては
焼肉か、寿司が食いたいところ。
俺：「何がありますか～？」
店員さん：「①○×▲＃＄％ ②＃＄％○×▲」
とりあえず、料理名を言われても分からないので
テキトウにお願いしました。
さぁ、どっちがくる？焼き肉か！？それともお寿司！？
どっちかといえば、焼肉よりの物体がでてきました。
※では、この様子を動画でどうぞ！
【旅を追う】「デリカを超カラフルに塗る」
ふぅ～、そして再び走ること5時間ほど。
もう次の国コスタリカとの国境に到着しました。
さぁ、もう遅いし寝よ～っと。
と思っていると、変な男が近づいてきました。
ニヤニヤしながら、大きなバックパックを背負いながら
ゆらゆらしながら、こちらに近づいてきます。
え、変態！？
しかし、この男がまたとんでもないヤツだった。。。
明日は、何故かこの男を乗せて、走ることになります。
パナマを国外追放され、5年間は入国拒否の男の素顔とは…笑
ラストに向けてお願いします！
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