月曜日の朝がきた。さぁ今日からが勝負、この後南アまでで通過する国のビザをここで全て取得しなきゃいけない。カメルーン、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、アンゴラの4つが取れたら、南アまで行ける。どっか一つでもつまずけばそこで終了。ここが運命の別れみちってわけ。
特にアンゴラのビザなんて、もらえる人もいれば、逆に突っぱねられることもざらにあると聞く。もちろん理由なんてない、印象が少しでも悪かったらそれで「ハイだめー!」で一巻の終わり。まさに感情が支配している世界。秩序はどっかへ去ったらしい
ちなみに、アンゴラかコンゴ民主が取れなかった場合は、フェリーで一気に南アまでワープするしかなくなるから、それは何としてでも避けたいところだ。
というわけで、まずは比較的簡単だというコンゴ共和国大使館へ。意気込みを見せるために、久しぶりに靴なんて履いたりして、さぁ、突撃。しかし、物事はそううまくいかない。結局、日本大使館からの推薦状を取ってこい、と言われて一時撤退した。
その足で日本大使館へ。実は、昨日実家からメールがあって「ナイジェリアの日本大使館から直接、危険だから注意してくださいという電話があった」という。そこまでするのかと驚いたが、とにかくその領事の方にお願いしてみよう。大丈夫かな…
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なかなか変わった方だったけど、最終的には、出す方向で検討してくださることになった。「我々は行くのを止めたいが、その権利はありません。従って全て自己責任で行ってください」少し不安になるが、まぁしょうがない。発給は明日ということで、今日はホテルに戻っておわり。早くもビザ申請に少し疲れてきた。