2012年9月29日 林 季一郎

デリカがまた消えた!!!

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郊外の工業地帯で寝てたから、街中とは違って静かですがすがしい朝だ。そのまま、昨日のマックにいく。ところが、今日はどうもネットのつながりがよくないようだ。途中であきらめ、昼過ぎにバルサの市内に戻った。どうしても4日の合流までに、LOOKの新機能ページを作っておきたいんだ。

街の中心に戻り、適当なカフェに入った。車はその前のスペースに止めておく。昨日、田中さんから聞いたところでは土日は駐車無料らしいのだ。しかしだ、「Wi-Fiあります」と書いてあるにも関わらず、今日は不調で使えないらしい。まぁそんなことは日常茶飯事だ、次の場所を探して街中をさまよう。

結局、スタバに落ち着いて数時間。11時頃になり、作業もある程度進んだので満足げで車にもどる。途中でケバブも食って上機嫌だ。

そして、デリカのそばまで戻ってきたときだ。いや、正確には車があったはずの場所に。

え………..うそでしょ……。
あるはずのデリカはすっかり姿を消し、当然のように違う車がとまっている。これはまさか。またレッカーか??

辺りを見回すと、見慣れたオレンジのシールが地面に貼ってあった。確実だ、まさかの二回目のレッカー移動だ。それにしても何故持ってかれたんだろうか。今日は土曜だからとめてもいいはずなのに。そう考えてると、ふつふつと怒りがこみ上げてきた。この国はレッカーで金をもうけようとしてるんじゃないかと、本当に思えてくる。理不尽な!

ぽつぽつと降り始めていた雨脚が強くなってきた。ずぶ濡れになりながら地面のシールをはがす。デリカのかわりに止まってる車の中の男が横で見ている。みじめなもんだ。「ははは、やられたのかい!?」ばかやろう、ほっといてくれ。

二人でタクシーを拾い、指定の場所へ向かう。この間とは違うところのようだ。15分ほどで到着した。そこは地下にある保管場所、とぼとぼと、いや、頭の中はすでに怒りで爆発しそうなのだが、とにかく窓口に向かう。そして、担当の人にくってかかる。どうして持ってかれたんだ!?相手は英語が話せないので、スペイン語の辞書片手に必死に弁明。しかし向こうは聞く耳なし。まぁそれもそうだろうけど、こっちはとにかく理由が知りたいんだ。しかも、なぜかこの間より罰金が100ユーロ以上も高いのは全く納得できない。

30分ほどのやり取りが続いた。もうだめだ、そろそろあきらめよう、どうせ罰金は避けられない。しょうがなくお金を払った。それですぐ車を手にできるかと思ったら、保管場所は別の場所でここからタクシーだという。なんと…

たまたま、拾った運ちゃんが色々教えてくれた。どこでも土日は無料じゃないと。場所によっては普通に有料らしいのだ。「まぁ、バルセロナは世界一交通規則が複雑だからね~」と言うが、本当にそうだと思う。今日のところはその保管場所の近くで車中泊。

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