こんにちは!
ついにこの日がやってきました、ウユニ塩湖をデリカが走る!
噂にはよく聞くけど、いったいどんな感じなんでしょうか~♪
そして果たして隆の高山病は大丈夫なのか…
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◆8月12日 朝8時
おはよう!
標高3800mにいるだけあって、さすがに朝は凍える寒さ…
それでも勇気を出してドアをオープン!
あれっ?外の方が暖かいな。
そうそう、高地で、しかも赤道に近いアンデスでは
太陽の高度が高くて、大気も薄いから
日中は日差しがめちゃくちゃ強くて、逆に夜はめちゃ冷えるらしいのです。
だから、日差しのあたる外の方が暖かいというわけ。
さぁ、外に出よう!
姉貴もホテルから出てきた、さぁウユニ塩湖に行こう!
とその時…
隆:「ヤバい、完全に高山病だ…今日は後ろの席で寝てるわ。」
自分:「えーーー!!折角のウユニなのに…」
(なんか、隆はいつも一番良い所でダウンしてる気がする…)
というわけで、今日はこんな感じ↓(おぉ…)
ウユニ塩湖までは、ウユニの町から北西に10kmほど行ったところから入るらしい。
(まったくウユニ塩湖がどんな感じなのか知らん)
ちなみに、昨日聞いた情報によれば、
塩湖は地面もボコボコしてて、逆に80以下で走るとスタックするという
やべぇー、マジかよ。今の車の状態で行けるかな…
しかも、塩湖ってくらいだから車への塩害も相当だとか…
ここにきてウユニ塩湖、恐るべし。
しかしなんと!今朝、姉貴がホテルで得た情報によれば、
逆に80km以上で走ったら危ないよ!とのこと。
まさに謎に包まれた幻の湖ウユニ。恐ろしい…
なにはともあれ、街を出るとダート道。
これだけの観光地なら、舗装すればいいのに…
と思ってたら、現在新道路を建設中とのこと。
そして、塩湖の手前の町でガソリンを補給しようとすると
ガソスタの人:「外国ナンバーの車は、1リットル7ボリビアーノね(≒100円)」
自分:「え、何でですか!?ほら、そこには3.7(≒60円)って書いてあるじゃないですか!」
ガソスタの人:「いや、これは地元の人用だよ。」
マジかよーー!!これじゃあアルゼンチンと同じ値段じゃないか。
こんなシステムを初めてだ。意味わからん…
そして、いざ塩湖へと向かう。
遠くの方に白い地平線が見えてきた。
ドキドキ、ドキドキ。
『ようこそ、ウユニ塩湖へ』の看板。ここが入口だ
そして、ついに
その時が来た
見渡す限りの白銀の世界
“Salar de Uyuni”
ウユニ塩湖に俺らの車が踏み入れる。
すげぇ
音が消えた…
一面の真っ白な平地。
雪道を走ってるかのように静かだ。
道も、標識もない。
あるのは、遠くに見える山影と
所々に残るタイヤの跡だけ
その道から離れてしまえば
もう360°、色のない世界が広がる。
本当に雪原の中にいるようだ。
ここが世界でもっとも平らな場所、ウユニ
障害物も一切ない
ただアクセルを踏んで
あてもなく、白く輝く大地を駆け抜ける。
本当に目をつむったままで
いくらでも走っていられそうだ。
それほどに、どこまでも終わりが見えない。
俺:「こりゃ、本当にすごいわ!なぁ、隆!」
隆:「……。」
(後ろを振り向くと…)
って、おい!!
(念願のウユニ塩湖ですよぉーー)
地面の所々に亀裂が入っていて、水がしみでてる。
確かにしょっぱい、紛れもなく塩だ。
ここで姉貴に運転を交代。
たった一週間の合流でウユニを走れるのは幸運だよ(笑)
俺:「どう?隆も一応ちょっと運転してみる?」
隆:「いいよ。どうせ普段の道と一緒でしょ。」
へ….?笑
1時間ほど走り
ウユニ塩湖で一番大きい島インカワシ(魚の島)に到着。
白い平原のど真ん中に
突如として現れたサボテンの丘。
表現のしようのない神秘的な世界だ。
無人の白い大地の中を
何本かのタイヤの跡が
この島に向かって集まってくる。
その先にデリカが見える。
ちなみに隆は車で休憩中。(ドンマイ過ぎる…)
島のごみ箱も、乾いたサボテンで出来てる!
そして、テーブルは塩で出来てる!
丘の入口に食堂があったので昼食にしよう。
ちなみにこの島には、観光客用とここで働いてる人用の2つの食堂があるけど
地元の所の方が美味そうだったのでそっちに。
豆とジャガイモと白米の何か。
うまいっちゃ美味い。
のんびりしてると、この店のお嬢ちゃんが出てきたよ。
そして、子犬を見せてくれた。
どっちもかわいい♪
かわいすぎる。。。
(人形じゃないからね)
そして、車に戻る。
昼ごろになって、徐々にツアー客が増えてきた。
早くきて良かったぁ。
すると、ちょうど息子と二人で旅してるフランス人のお父さんが来た。
毎年、長期休みには、こうして息子を連れて世界中を周ってるらしい。
去年はアフリカを車で回ったとか。なんと素晴らしい!
中学生ぐらいで、遊び盛りであろう息子はちょっと不満そうだけど…
すごくいい経験になると思うよ!(笑)
そして、来た道を戻る。
途中で、お約束の写真撮影タイム~
まずはお世話になってるポカリ君から
いや~、ブルーが白に映えるね。
次に俺らとデリカで。
『車で世界一周LOOK in ウユニ塩湖』
これにて完結。
ジャ~~ン!
そして、帰り道に、塩の採掘現場を発見!
ちょっと、お土産に…と思ってシャベルで掘ってみたけど
カチカチに凍ってて、ビクともしない…
仕方がないので、すでに掘って盛られてた所から
ちょっとだけ、分けてもらったよ。(ごめんなさい)
では、ウユニ塩湖を動画で走りましょう!
【スライドショーNo.120】「真っ青な空、真っ白な塩原!ウユニ塩湖に行きましょう!」
ウユニの町に戻って
さぁ、そのまま銀山で栄えた町ポトシに向かうよ。
でも、その前に塩を洗い落とすためにガソスタでちょっとお掃除。
ポトシまではウユニから200kmほど
事前の情報では、未舗装のダート道って聞いてたから
「終わった、これ着くの深夜かも…」って愕然してたんだけど
なんと最近!綺麗さっぱりに舗装されたというじゃないか!
これは本当に嬉しい奇跡。やったーーーー!!!!
(あまり伝わらないだろうけど…)
道は超近代的で綺麗だけど、
まだ周りには、昔ながらの方法で生活を続ける人がいる。
当然のように、リャマも道路歩いてる。
あ、ドンキーが…
そして、夕方7時にポトシの町に入った。
なんだ、この超急斜面に作られた町は…
しかも、その急斜面にびっしりと
植民地時代の名残を残す建物が。
姉貴をホテルに送り届けて三人で念願の夕飯。
超美味そう~!肉!肉!
標高4000mくらいあって、心配だけど
とりあえず、頑張って運転したご褒美にビール!
ん?でも、二人ともどうした…
なんか、顔が冴えないぞ…
どうやら、ここにきて二人とも高山病になったらしい。
とりあえず、今のところ俺は腹式呼吸してるから(?)大丈夫だけど…
ちょっと食い過ぎたのが、今になって心配になってきた。
腹壊さなければいいのだけど…おやすみ~
明日は、今も続く悲惨な鉱山労働の現場を見に行きます。
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