更新情報や写真はこちら!→ 【Facebookページ】 【メールで受け取る】
初めての方はこちらから→【始まりの物語】 【旅のあらすじ】
………………………………………………………………
◆8月8日 朝
中央広場の脇で車を止めてるから
朝からデリカ(車)の周りを人が取り囲んでて
車を出ようにも出れない…
ジロジロ見られてる中
いきなりガラ~ってドア開けて出てくのも結構恥ずかしいし…
今だ!えいっ!っと
何とかタイミングを見計らって出て
カフェで昼まで作業をしてから車に戻った。
隆:「いや~まだ一歩も外に出てないよ…」
マジか(笑)
その間も、デリカの周りには
この静かな町に突如として現れた車はいったい何だ??
と言う感じで、写真を撮る人がちらほらいてる。
仕方がないので、しばらくその辺りをぶらついてこようっと。
歩いていると、やたらとヨーロッパ風の居心地のいい町並みに驚く。
このカチ(Cachi)の町には、スペインが植民した16世紀頃の
いわゆるコロニア(植民地)風の町並みがまだ色濃く残っているという。
そもそもコロニア調がどういうものなのかを知らないが
それにしてもこの街の居心地の良さはなんだろうか。
広場を中心に、その周りを教会や図書館、それにおしゃれなレストランなどが軒を連ねる。
建物の白壁の色、石畳の模様、そして、街灯やドアノブといった細部に至るまで
本当に街の雰囲気に絶妙に調和しすぎでしょ。
「いや、この街おしゃれ!」
センスゼロの自分でも、一発でそれは分かる。
異文化だからってよりも
もはや普遍的にお洒落でしょって感じ。
それとも、この感覚自体がこれまで育ってきた環境によるものなのかな。
何はともあれ、こんな場所を数百年も前に作ったのだから、やっぱりすごいと思う。
公園にも普通にサボテン君がいる。
そんな感じでぷらぷらと回る。
そして再び車に戻り、13時過ぎに出発する。
目指すは、4日前までいた街サルタ(Salta)
そうなんです。明日…
日本から….
まさかの….
実の姉が合流しにきます(笑)
サルタの空港着だから
「到着ゲートでお迎えヨロシクね!」
と連絡がきたので、それに合わせて戻るわけです。
ここからサルタまでは150km
向こうでエンジンオイルの交換とかもしたいし、
さぁ先を急ごう!
街をでると、昨日と同じで、
まわりをアンデスの山々に囲まれながら
ゆるやかな坂を登ったり下りたりしながら走っていく。
「あっ!リャマに注意の標識だ!」
「すげぇ~!マジでいるんだな~」
これ凄い!サボテンで埋め尽くされてる!ちょっと不気味….
そして、あれよあれよという間に
気が付けば標高は3000mを越えてた…
え、高山病大丈夫かな?
そして、ついに標高3457m地点へ。
今度は一転、ダート道を丁寧に下っていきます。
それにしても、この前の赤い車遅すぎ…
強引に抜こうとするも、何度か滑落しかけたので
大人しく後ろをたらたらついていくことに。
え、川通るの…
赤い車いてよかった~。
そして、午後5時頃、無事サルタの街に戻ってきたよ。
と思った瞬間。
車のエンジンかからなくなったーー!!!
え、嘘でしょ?こういうのはマジで勘弁。
辛うじて運転ができるだけで、修理とか何の技術も知らない俺ら
どうしようもないのだよ~。。。
とりあえず、形だけでもとボンネットを開けてみた。
適当にそこら辺をいじってみる。
バッテリーの接触をいじってみる。
そしてキーをまわす。
ゴォオオオオー!!
すげー!奇跡、いや俺天才!
「まぁ、こういうのはフィーリングだよね!あっはははh!」
(いや、本当にホットした..)
というわけで、おとなしくサンドウィッチを食べて、本日は終了。おやすみなさい。
良かったらブログランキングの応援クリックも宜しくお願いします(^^)!
一日一回までクリックできて、ランキングの画面が出てきたら成功です ↓ ↓