こんにちは。
日に日に寒さが増してきてて外に出るのが辛くなってきました。
早く車の中に置いてきた冬着が欲しい…
さて、デモだの独立記念日だのが一通り終わり、
やっと船会社とのやりとりが始ました。
どうなるのか、かなり不安なとこですが、
早く車をゲットして、南米を疾走したいので、頑張りますよー
では、日記です。
昨日も少し書きましたが、アルゼンチンでは闇レート両替なるものがあってですね…
今回は、その両替の現場へ行きます！
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◆7月8日 朝
昨日と同じく朝6時前に、宿の一階ロビーに下りていく
すると、ちょうど飲んで帰ってきたグループと鉢合わせに
飲み帰り：「オー！何でこんなに朝早いんだ、お前は～！」
自分：「いやいや。そっちもどういうことだよ…」
9時頃になると、隆も下りてきた。と思ったら、一言。
隆：「この宿に日本人いるよ。しかも、路上で物売りながら稼いでるんだって！」
自分：「なぬ！！資金難の今、それは要チェックだな！」
隆：「なんか、4ヶ月の予定で旅を始めて、気づいたら3もう年らしいよ…」
自分：「…。…。要チェックだな」
すると、ちょうどタイミングよくその人が来た。
あ、こんにちはー！
失礼な話、てっきり同世代の若い人かと思いきや、
40台くらいのおじさんだった。その名はノブさん
それで話してるうちに、
俺らが「米ドルの闇レートでの両替って、どこで出来るんですかねー？」と聞くと、
ノブさん：「ほな、あいつは今から行くって言うてるから、ついてきな。俺が話つけてきたやる！」
そういって、こっちの返事も聞かず向こうの方に行ってしまった。
（今、外寒いから、あとでが良かったんだけどな..。まぁ何はともあれラッキーかな）
そして、出発だ。
メンバーは、俺を含めて3人。
リーダーはチリからこっちに休暇にきてはや2年の男。
それに付いて行くのは、俺ともう一人、ベネズエラから旅行に来てるというちょっと物静かな青年
ノブさん：「荷物は全部置いていきな。財布もね。両替するドルだけにしときや！」
自分：「え…そんなに危ないんですか？？」
ノブさん：「最近は警察の取り締まりも厳しくなってるからな～。まぁ気つけな！」
（マジか。闇両替恐ろしい…）
宿を出て、人通りの少ない路地裏を15分ほど歩くと、街の中心部にでた。
この辺りまで来ると、さすがにサラリーマンやショッピング客で混みあってる。
と、そこに混じって
「カーンビオ！カーンビオ！カーーーーンビオ！！！！」
と罵声のような声が飛びかう。
え、何？と思ってると、これが闇両替の人たちだよ、とベネズエラ青年が教えてくれた。
何と..こんなにいるのか！
幅5mくらいの通りの両端に、見るからに怪しい男たちが、ずらーっと並んでる。
おいおい、大丈夫なのかこれ。
リーダーが、その彼らのところへ歩み寄ってはレートを聞いてる模様
（頑張れー）
10人目くらいでようやく納得のいくレートが出てきたらしい。
さぁ両替だと思ってる、何やらそこから一本道を入った奥まで行くという。
（おー怪しい..大丈夫なのか）
そして行きついた先は、レストランや雑貨屋が軒を連ねる中の最も奥の方
不自然にもそこだけショーウィンドウも何もない、ただの壁。
そこに入口らしく空間が空いてるんだ。
上を見上げると、一応看板らしきものが、申し訳程度の看板がある
「AMERICAN SHOES」
（アメリカの靴？何だよそれ…笑）
偽装の為なのか、昔靴屋だったのかは知らないけど、とにかく意味わからん
そんなうちに、リーダーはもう両替を済ませていた。さすがベテランだ、仕事が早い
そして、「はい、これがお前らの取り分な」って感じで紙幣を渡され、アルゼンチンでの初の闇両替完了！
やったね。でも、これでもう米ドルなくなっちゃったよ..。
宿に戻り、腹減ったから、昨日買っておいた肉を食う。
あまりのサイズに、隆と二人でどうする？どうする？とやってると
みかねた宿の人が、アルゼンチン流の食い方を教えてくれたよ
【旅追う動画】「No.2 巨大な牛肉一本焼きだ！」
感想。肉固いし、あんま美味しくないな。
となりで、従業員の人たちが現地の手料理みたいの食っててそっち食いたいわ…
そのまま、宿でのんびりして終わり～
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