車で世界一周をするときに、一番苦労したのが情報収集でした。
装備は何が必要なのか?車の持ち出し手続きはどうすればいいのか?
そうした情報はネットにはほとんどないのが現状です。
そんな中で、試行錯誤しながら情報を集めていった経験から
情報収集全般に関して、気づいたことを書いてみます。
世界一周関係なく、参考になれば嬉しいです。
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ただ、こう書いている僕も、旅の当初はそこまで情報を重要視してませんでした。
逆に「冒険なんだから勘とフィーリングっしょ!」という具合にとにかく行き当たりばったりの連続。
その結果、アフリカでは何度もピンチに追い込まれることに。。
そもそも国にATMがなくて現金が引き下ろせない!途中でルートがなくて、何千キロも引き返すことに!
などなど、とにかく酷い目にあいました。
その度に、一緒に併走していたベテラン車旅人のリカさんに怒られ続けた結果
今では、本当に本当に情報は大切だと思っています。(多分…)
何より大切なのは「経験者」の情報
逆に言うと、僕は経験者“以外”の情報はある程度無視してもいいと思っています。
それほどまでに経験者と未経験者の持ってる情報や考え方には圧倒的な差があります。
特に2つの点が大きいと思います。
1.未経験者の知識は「間違っている」or「根拠なく否定的」なことが多い
これを思い知ったのは、出発の準備のためにネットで情報を探していた時のこと。
今もそうですが、「車 世界一周」で検索すると、Yahoo知恵袋で「車で世界一周したいのですが、アドバイスを下さい」という質問とそれに対する一般の人からの回答が出てきますが、その内容が驚きです。
「右ハンドル車は海外で走れないので物理的に不可能」とか、酷いのにいたっては「手続きが面倒だから止めた方がいい」なんて答えもあります。今思うと、何の根拠もない話なんですけど(実際、世界一周してますし..)、それでもこれが未だにGoogle検索で1ページ目に出てきてしまうんです。
これを見て思うのは、結局、実際にやったことのない人の中途半端な意見というのは害でしかないことが多い。まだ間違っているだけならいいんですけど、ネット上ではどうしても否定的な意見が多い。
いや、ネットに限らないと思います。何かをしようと思うと、必ず否定的な意見を言ってくる人はいます。たいていそういう場合は、それっぽい理由を挙げておきながら、本心では、自分が取り残されるのが怖いという心理から他人の足を引っ張っているのだと思います。
だから、意見というのは実際にそれを経験した人からの意見を重視して、他のものはある程度流してしまった方がいいと思います。
2.知識よりも考え方が大切になってくる
僕はこう思っています。そして、経験者と未経験者で一番異なるのは、ここの部分だとも思います。
結局、ここまで世界一周してきて本当に役に立ったと思うのは、細かい知識よりも経験者に実際にお会いして感じた、その人たちの物事の捉え方、判断するときの基準、感情の持ち方だったりします。
ネットの否定的な情報を見て、ちょっと不安になっていた時に、ユーラシアをワゴンRで1人で横断された女性にお会いした時のこと。
「え、世界一周!?いいじゃん、絶対出来るよ~♪というか、私が行きたい!」みたいなことを言われてから、「あ、これマジで行けるかも♪」と世界一周が余裕だと思うようになりましたから(笑)
結局、ノウハウよりも経験者独特の考え方というものが色々なことに生きてきます。
参考までに、車旅人に共通する他の考え方を挙げると…
・1日1000kmくらい走るのは普通と考える
・全ての最終責任は自分にあると考える
・自分には出来ないことは、誰かに全面的に頼る(ある意味わがままだったり…)
・事前の情報収集は徹底するが、分からないことは起きたら対処する
などは結構共通してるかな~と思います。
生きた情報は「人」が持っている
先程の経験者というのもそうですが、結局本当に使える情報というのは、ネットにタダで転がってない。だから、ネットで実際にやった人を調べて、あとは直接会って話を聞くしかないと思います。そこでは、ネットだけでは知りえない、知識の背景や物事の捉え方を学べるはずです。
さらに、現地でもこのことは当てはまります。結局、ネットの情報は、現地に住んでいる人の情報には敵わない。だから、ルート選択や安くて美味しいレストラン、おすすめの観光スポットなどは、ある程度ネットで調べたら後は現地で聞いて回るというのがおすすめです♪
ただし注意が必要なのは、何かの場所を聞いた時などに、日本と違って海外の人は知らなくても知らないとは言わず、当てずっぽうで言ってきますので、決して信じ切っては駄目です。必ず、2、3人の情報を比較した方がいいです。本当に。。。
情報の「鮮度」をとにかく意識する
これは、一緒にアフリカを併走したベテラン車旅人のリカさんから口を酸っぱくして言われたことですが、情報は鮮度が命であるということ。
特に、アフリカなどの発展途上国では、それこそ数か月で道などが大幅に変わってしまうこともあります。なので、基本的に一年以上前の情報は当てにしない方がいい。
例えば、アフリカ再奥地のコンゴに入る時に、ずっとそこはまともな道路がないくて、アフリカ縦断車は避けた方がいいとされていたのですが、ちょうど僕らが通ったときに、中国人によってジャングルがどんどん切り開かれているところでした。おそらく、数年後には立派な舗装路が出来ると思います。
他にも、先日のコロンビアからパナマへの車輸送に関しても、ネット上では「車と人の両方乗れるフェリーはない」となっていましたが、実際には一ヶ月前にそのフェリーが運営開始されていました。
これも、ネットの情報だけでなく、現地で聞いて回ったからこそ入ってきた情報です。
最後にまとめると
とにかく車で世界一周していて重要だと思うのは情報です。やった~得したー!と思うのも情報ですし、「あ、失敗したかも…」というのも情報不足から起きたことが多いです。
僕自身、これからもここは意識していかなきゃと思ってます。(でも、ついついめ面倒くさくなってしまうのですが..)
まとめると、結局、本当に使える情報というものはネットにはなくて、実際に経験した人、実際にそこに住んでいる人から聞くしかないってことですね♪
それでは、明日は、いよいよアメリカとの国境沿いの町に入ります!
「最後の指令!マフィアの巣窟の町で○○をしてきなさい!」とは…
ラストに向けてお願いします!
最後まで読んで頂いて、本当に有難うございます(^^)
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