翌朝6時きっかりに目が覚めた。
目覚ましをかけるような重要な日はどういう訳か大体その１分前くらいに目が覚める。
目覚めのシャワーを浴び、すぐさまタクシーで港に向けて出発した。
これで本当にコロン市内とはおさらばできる！
※ここまでの経緯はこちら
⇒ 「相方が漂流してる時に、僕は中米一の危険地帯にいた（前編）」
⇒ 「相方が漂流してる時に、僕は中米一の危険地帯にいた（後編）」
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7時過ぎには見慣れた港に到着した。
イメトレ通りの作業を終え、いざデリカとご対面！
あった！
港に停められている数多くの車の中、デリカの頭が見えた！
とりあえずこれで「車はまだコロンビアです」という最悪の事態は回避できた（笑）
しかしまだ安心はできない。
車の中のものを盗難されることは残念ながらよくある話らしい…
早速中身をチェック…
ん？
くさい…
盗難品どうこうという前に
くさい…
それもそのはず。
デリカの上の窓はとっくの昔に壊れていて大雨が降るたびに雨漏れをおこしてきた。
ここらは一日に一回はスコールが降るので、そんなこともあろうかと上の窓を覆い隠すようにシートをしていたのだが、おそらくそれも点検のときに捨てられてしまったらしい…
ドアを開けた瞬間もわっとしたなんとも言えない匂いに襲われた。
そして案の定、毛布やシートはぐちょぐちょでカビが生えていた…
それだけではない。
どういう訳か車の中は色々なものがひっくり返っていてもはやめちゃくちゃ笑
船が相当揺れたのか、麻薬検査かなんかで全てひっくり返されたのか…
カビの匂いとぐちゃぐちゃの車内はデリカ史上最低のコンディションを記録した。
そんなやるせない気持ちのまま一通り盗難品の有無をチェック。
ぐちゃぐちゃにされた割には盗られたものはなかった。
(その後ゴアテックスの上着だけがなくなっていることに気づくのだが…)
その後はコロンからパナマシティーまで約二時間ほど快適にドライブ！
途中、かの有名なパナマ運河を横切り、中米一の大都市、高層ビルの連なるパナマシティーに到着！
何はともあれ、
約一ヶ月、
コロンビアからパナマへの長過ぎた車の輸送も、これにてようやく終結した！
こちらのムービーで車を受け取ってからパナマシティーに行くまでの一部始終をご覧ください♪
さぁ、明日からいよいよ最後の中米縦断編に突入です！
まずは、あそこに行ってみようと思います。
世界一の〇〇へ♪
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