2012年8月28日 林 季一郎

港湾都市リバプールへ

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10時の増井さんとの待ち合わせまでの間、カフェで一時間程過ごす。 合流して、街を出る。目指すはここから北に200km程にある港湾都市リバプール。

特に寄り道もしない。 順調に進み、16時前に街に入った。ここの所の強行スケジュールで疲れ気味だったので、 今日のところは増井さんをホステルに送り届けて解散に。

その後俺らは車中泊スペースと、軽く食事ができる場所を求めて延々街中をさまよう。 廃れた中華街でミニミニラーメンを食べ、9時とまだ時間も早いが車で睡眠体制に。 俺は車内で食べるようのサラダとハムをスーパーで調達。間違えて一つ多く買った分を返品しようとするも、 対応してくれたのが新人店員らしい

「すみません。まだ仕事に慣れてなくて返品処理をどうやればいいのか…許してくれませんでしょうか。」

はて…そういうパターンもあるのか。まぁどうせ1ポンドだし…
結局、合計550gものサラダを抱えて車に戻り、ただただ葉っぱを食い続ける。もう馬みたいに

ドンドン!ドンドン!!突然、誰が窓を叩いてきた!

ビクビクしながらも、おそるおそる、カーテンをめくってみた。

えー!?馬??胴体から首の付根までしか見えないがどう見ても馬だ。それが窓全体に、 それもガラス越しとは言え、目と鼻の先に突然現れたわけだ。こわい

ドアを開けて上を見上げるとどうも警官らしい。いや~ほっとした。どうやら不審におもったらしい。まぁそうだろな。 聞けばここらへんはあまり治安が良くないという。確かにロンドンとは雰囲気もがらっとかわり、ここはどちらかというと殺伐としてる。気をつけねば。

とりあえず事情を説明すると、「よくここまで来たな、ふんっ」みたいな感じで、Congratulationと言われる。 な、なんという上から目線… おやすみなさい警察官様~

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