2012年8月21日 林 季一郎

ベルギーのブリュッセルへ

このエントリーをはてなブックマークに追加

昨日のカジノでの損失を考え、朝食はスーパーでパン、ハム、チーズの定番セットで節約する。 そして11時頃、ベルギーへ向けて街を出る。

運転する隆の横で寝ていたら何時の間にか国境を越えていた。 それにしてもだ、話が政治に関する事になると何かにつけて張り合ってるドイツ、フランスとかも、 実際に通ってみれば国境なんて全く存在しない。いつ通ったのかも気付かないから、「やべぇ、フランス入ったとこスライドショー撮ってねぇ~」ってなったりする。そうなると、へ?これまで思ってたヨーロッパは何だったのってね。 なんだったけか、授業で「この時期はドイツとイギリスが対立しててですね…」 とか言われると、へぇ~そうなんだと妙に納得したつもりでいたんだけどな…実際通ってると、言われないと自分がどこの国にいるかの区別もつかない。とりあえずヨーロッパにいるんだな~ってことはわかるけど…

そもそも、ヨーロッパっていう言葉がおかしいらしい。そんなものは実在しないって誰かも言ってた。 英語圏?いやでもやっと通じたのがドイツぐらいからだったっけ…先進的?いやでも東ヨーロッパなんてむしろ中央アジアに近かった… 宗教?もうぐちゃぐちゃでよく分からん。で、結局ヨーロッパって何なんだよ。

お前がただ本当のヨーロッパを見てないだけだよ。そもそもたかが一日二日いただけでその国が分かるはずないだろ。

まぁそれもそうだな。 留学した時、昔学校で習ったドイツの歴史を思い出して、「あー、やっぱドイツらしいね」って言う。 観光する時、地球の歩き方で事前に頭の中で訪問先のイメージを作り上げ、実際行って見て 「あー、やっぱドイツらしいね」って言う。二人とも頭の中のイメージは違うものなのに。 もちろん現地の人の「ドイツらしい」もまた違うんだろうね。

正解なんてないのに、そうやって正解を探そうとしてたのかな。

とりあえずブリュッセルについた。今日は初パエリアを食べてカフェでゆっくりしておわり。んじゃ

このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントは受け付けていません。