パナマに車を輸送するための船を待つこと10日間。
船が明日来ます!いーや、来ない!という茶番が繰り返され
残り少ない資金が、宿代にどんどん消えていく日々。
今日は、そんな船会社との壮絶なやり取りを隆が書いてます。
というのも、今回の手続きは車の名義人である隆が全部やってくれてるのです。
ここまでの経緯はこちら ⇒ 11/3「全面戦争に突入」
………………………………………………………………
ブログランキングも宜しくお願いします(^^)
皆様のクリック数に応じて、順位が上がります!
携帯の方はこちら⇒にほんブログ村
………………………………………………………………
※ここから隆の言葉
外国で車を輸送するという作業はろくなもんじゃない。
まず本来なら僕らは既にパナマにいて、とっくに中米編をスタートさせているはずなのだ。
10/19日にカルタヘナに着いてすぐに船会社へ行き、10/28日発の船に載せる手続きをした。WWLというグローバルな船会社の対応も悪くはない。そこまでは完璧。
しかし、待ちに待った船の到着日目前になって、こんなメールが来た。
「港の混雑が原因で、あなた達の船はカルタヘナに寄らずにパナマに行きました。11/03発の次の船を手配します。」
カルタヘナに寄らずにパナマに行った…??一瞬頭が真っ白になるものの、この手の連絡にはさほど驚かなくなっていた。まあ、所詮外国なんてこんなもんか…と渋々受け入れる自分がいた。そう期待はするな、と。
しかし船が遅れるということは予定を狂わされるだけではない。そのために郊外にある港と関税と謎の機関の三つをたらい回しにされるんだ。灼熱のカルタヘナで!
そして港への駐車代として一日2500円はかるく消えていく。もちろん28日に問題なく船が出ていたら払う必要のない費用だ。
【旅を追う】「コロンビアの港で麻薬チェックを受ける」
そんなこんなで毎日謎の手続きに振り回されながら11/3日を待った。
しかし、またこんなメールがきた。
「船の進路が変わったため、あなた達は船は11/9にくる次の船に乗せることができます。」
さすがにブチギレ!!
載せることができますじゃねーよ!どんだけ待たせんの?なんで船の針路がかわんだよ!その思いを船会社の担当に電話でぶつけた。
ちなみに船と言っても小さなコンテナ船ではない。ロロ船といって新車の貿易に使うようなバカでかい船なのだ。こんな船がそうころころと進路を変えるはずがない。
埒が明かないので謎の機関に行って事情を説明すると…
「そんなはずはない。君らの船は今日ちゃんと到着するよ」
情報が錯綜している…(唖然)
彼らのシステムで船の詳細な渡航情報をみても確かにその日に到着することになっていた。もう訳が分からないので謎の機関とWWLの連中と電話で話してもらうことになった。
しかし結果は…
船はカルタヘナには寄らずにメキシコに行くらしい。
もうダメだ…終わりだ…そんな顔で宙を見つめていると、おばちゃんがそっとコーヒーを差し出してくれた。
その後ホテルに戻ってWWLに猛抗議。以下は実際にメールで行われたやり取りです。
—————————————————————————
昨日あなたと話してあなたのボスから連絡してくれるって約束しましたよね?
でも全然連絡がきません。俺らは港の駐車代として既に27000円も払ってます。
あなたたちが毎度進路変更するおかげでね!
もちろ僕らは超過分を払う気はないです。あなたたちが払ってくれるんですよね?
少しはこちらの気持ちになって下さい。僕らはホテル代も払い続けているんです…
—————————————————————————
WWLからの返事↓
—————————————————————————
超過料金については現在審議中です。
今言えることは料金は出荷時の車のスペースとサービスによって決まります。
残念なことにスケジュールは変更される場合があります。
これは当社の管理外である。貨物へのダメージがある場合を除き、当社は責任を負いません。
我々は、お客様にご迷惑をおかけしておりますが何も行うことはできません。
—————————————————————————
ん~そうか。なら仕方がない。
って、なるかボケェーーー!!!
あぁ、もう駄目か…
まさかの追加料金すべて負担するのか…
残りの資金が…
そう思いながら、この船会社のHPを見ていた時、ふとあることに気がついた。
そう、この船会社に日本支社があったのだ!!
もうこれしかない!
ダメ元で日本支社に泣きついてみよう…
さぁ、どうなる俺らのパナマ渡航!?
頑張れ、隆!
最後に切実なお願いがあります。
最後まで読んで頂いて、本当に有難うございます(^^)
よろしければ、こちらの応援クリックもお願いしたいです!
一日一回までクリックできて、クリック数に応じてランキングが上がる仕組みです↓ ↓
携帯の方はこちら⇒にほんブログ村