え~と、今日こそピラニアを釣るぞー
というつもりだったんですが…
急遽、代わりにワニと戦うことになりました。
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■10月4日
さて、昨日没収された隆の鞄も取り返し
一路、隆の悲願のピラニア釣りへ。
ちなみに、ピラニアってどんな形してるんですかね?笑
ピラニア、ピラニアって言ってるけど、未だどんな魚なのかさえ…
まぁ、隆は多分知ってるんでしょう。
俺:「なぁ、ピラニアってどんな魚なんだ?」
隆:「いや、知らないよ。」
とりあえず、釣ってみればわかるでしょう。
ケチュアの50周年祭にデリカもおじゃま
ピラニアが釣れると教えてもらった
「Limoncocha(リモンコッチャ湖)」に到着です。
どうやらここは保存区域らしく
ゲートをくぐると、管理オフィスがありました。
俺ら:「どうも~!ピラニア釣りに来ましたー♪」
職員の女性:「え、何?ピラニアは釣れないわよ(笑)」
(聞いてた話と違ーう!)
俺ら:「え、でもピラニアと言えばここだって聞いたんですけど…泣」
女性:「一応いるわ。でも、保存区だから地元の人以外は釣ってはいけないの。」
(ガッビーン…ショック!!)
え~と、まさか過ぎる展開。
ここまできて、ピラニアを釣れないなんて!
とりあえず、職員の方の話を聞いてると
ちょうど、他の女の子二人組が、首都のキトからガイド付きでやってきた。
そしてなんと、この後ボートで湖に出るというので同乗させてもらえることに。
しかも、しかも、ここで驚きの事実が判明。
ピラニアは釣って食べちゃいけないけど、釣って逃がすならOK。
よっしゃー!
ピラニア釣りの夢、ついに実現だ!
というわけで、2時間後の再集合を約束して、一旦解散。
俺らは暇だったから、近くの村に遊びに行ってみることに。
というのも、この村は「ケチュア」という先住民族が生活するエリアで
アマゾン地帯独特の生活様式を維持する彼らを一目見てみたいのだ。
そしたら、ちょうど「ケチュアの小学校の50年祭」やってた♪
謎の出し物が続き…
女の子が伝統舞踊的なのを披露したり…
とここであることを発見。
どうも、女の人が客席を回って
白い液体を入れたカップを回し飲みさせてる。
へぇー、なんだろう。
でも何かちょっとヤバそうな感じ…
そしたら俺にも回ってきたー!!
え、どうしよう…
俺、これまでもこういうのは極力避ける派だったんだけど…
それにこれ飲んだら、下痢になるの目に見えてるし…
しかし、周りの目線に耐えかねて
グイッと飲み干してみた!
……
うぅ、何か発酵してて酸っぱいぞ。
まぁ美味くはないね。
俺:「で、これは何から作ってるの?」
おばちゃん:「ユカ(芋)だよ。ほら、あっちで作ってるのよ。」
指さす方を見ると
うおおー!
まさかのサッカーのコーナー横で作ってた(笑)
しかも、コート内に誰かの靴落ちてるしー(笑)
しぼりカス↑
作ってるおばちゃんたち↓
ここで良い事を思いついた。
『デリカをペンキで塗ろう大会』 by アマゾンのケチュア族の皆さん!
さぁ、早速行やってみましょー!
最初はヤンチャ坊主が近づいてきて…
徐々に増えていき…
おじちゃんも描いて…
少年も描いて…
イケイケ少年も描いて…
で、もう収拾がつかなくなった~~~!!!笑
げっ…つか、ステッカーの上にも描いちゃってるし(汗)
あとで消さなきゃいけないじゃないかー!
(スポンサーの皆様申し訳ありません。あとでちゃんと綺麗にしますので…)
なぜか日本語を覚えるのが超早い天才少年君。
教えたそばから、尋常じゃない発音の良さで覚えてく。いや、マジで天才だと思う。
あ…笑
まぁ、やっぱ隆はギャルに人気だよね…
アマゾンのワニと戦う
さて、時間になったので管理オフィスに戻ります。
そしたら、こっちでも始まったー。
一緒に連れて行ってくれるはずの女の子たちがこないなー
と思ってたら、急きょ予定が変更になって一緒に行けないとなった!
しかも、急遽お願いした新しいガイドは
「ピラニアは釣れない」と言う。
再びの逆転の「ダメ絶対!ピラニア釣り」の展開。
でもせっかく来たので
ボートだけでも乗せてもらうことに。
森の中を歩いていくと
あー!湖だー!
そして、謎の少年たちに囲まれながらしばし待つ。
え~と、こうしてるけど…
この子たちは一体誰なんだ??w
まぁいいや。じゃあね~~!!
そして、アマゾンの湖へと繰り出します。
イケメンすぎるガイドが操縦で。
へぇ~、こんな桜みたいな木もあるんですね~
とのほほんと楽しんでると
突然、ガイドの彼が…
ガイドの彼:「ちょっと静かに!ここから席から動かないで!」
(え、いきなり何だ??)
と次の瞬間
湖畔の草むら地帯にボートで突っ込んだぁー!
(マジでどうしたいきなりー!)
と思ったら…
ゴン!!!
謎の衝撃が船底に走った。
すると、ガイドの彼がニヤニヤしながら
草むらの方を指さす。
え、何なに?
と恐る恐る覗き込む隆。
すると…
おい、マジかよ…(笑)
まさかのリアル・ワニ登場!
in 本気のアマゾン密林地帯
at まさかの至近距離(1m)
with このクソ小さいボート
そして、ビビる俺らをよそにガイドの彼はどうしたか?
再びワニに突っ込んだ~~~ゴン!!!
(爆笑するガイドと、ドン引きする俺ら)
さらにもう一回突っ込んだぁああ~~~ゴンゴン!!!
そしたらワニも ガオッー!!って威嚇してきた~~(涙)
もうめちゃくちゃ…
普通に考えてワニとこんなボートでワニと戦ったら駄目だろ…
そして、無事俺らは生きて岸辺に戻った。
ふぅ~マジで意味不明だったぜ。
そして結局、ピラニア釣りの夢は最終日の明日に持越し。
早めに飯を食って、車中泊場所を見つけます。
↑この左の男の人が「これやるよ」って被ってる帽子くれた♪
悲劇の夜。なんだこの雨漏りはー!
しかし、今日の本当の悲劇はここからだった…
いい感じに熟睡していた、深夜1時ころ。
突然、ゴォオ――!という雨音で目が覚めた。
またスコールが降りだしたらしい。
初めはふぅ~んって感じ、また寝てしまったのだけど
すぐに異変に気がついた。
まさかの尋常じゃない雨漏りだよー!
いや、実はデリカ(車)の天井の開閉式の窓が
ぶっ壊れてて閉まらなくなってるのです(泣)
それでもこれまでは、中窓みたいので防いでいたのですが
さすがに本場のアマゾンスコールの勢いには勝てず
一気に雨が車内に流れ込んできたー!
必死に雨をキャッチする隆。
すでにもう車内はびしょびしょ(泣)
ゴミ袋を取り出して二人で必死の防戦。
しかし、その甲斐もむなしく、流れ込む雨量は増すばかり。
ポツンポツンだったのが、数分後にはダァーーっと垂れてきてる(涙)
これは根本的にどうにかせねば!
ということで、外の天井上にこいつを設置↓
そしたら大分マシになったので俺は寝ることに。
隆はそのあとも一時間くらい雨水をキャッチし続けてたらしい(笑)
最後に切実なお願いがあります。
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