2013年2月20日 林 季一郎

よし、南アに行けるぞ!

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今日は暑くなるな。さぁ、今日で全てが決まる。

といっても、日本大使館からの連絡はなし、アンゴラ大使館のコピー機が直った保証もなし。それでも、今日アンゴラビザの申請が出来ないとなると、来週の月曜まで持ち越しになってしまい、結果的にナイジェリアビザ切れによる強制出国になる。

なのになんだろうこの期待感の 無さは。これまでの事からして、どう考えても全てが上手くいくとは思えない。もうここにいてもしょうがない、直接日本大使館に出向こう。

………………………………..

とりあえず一通りの準備をして、3人で大使館へ向かった。この間お会いした副領事の方が対応して下さり、なんとちょうど領事の方が出張から戻ってこられたと言う。おぉ、これは期待が持てる。

そして、出てこられた領事の手には既に作成された推薦状が!もう作って下さっていたらしいのだ。本当に有難い。

ただ、そう簡単にいくものでもなく、その後さらなる厳重注意という名のお叱りを受け、さらなる「我々は注意を受けましたが、行きます!」念書を書かされ、ようやく受け取る。まぁ何はともあれこれでアンゴラ申請ができる。ただ、アンゴラ大使館のコピー機が直っていればの話だが…

時計に目をやると、すでに10時半を回っている。アンゴラの申請時間は12時半までだ。嫌がらせを受ける可能性を考えると、かなり危うい。急ごう。

11時にはアンゴラ大使館に着いた。そのまま小走りで、フロントまで急ぐ。恐る恐る聞いてみた…

「あの、コピー機は直ってますでしょうか?申請書が欲しいんですけど…」

「はい、これよ。ただ余分にはないから、間違いは許さないわよ。」

おー、これはひょっとすると….。すぐに申請書を書きに隣の部屋へ。

え!!!
誰もいないと思っていたのに、扉の向こうには20人くらいが席について待っていた。しかもみんなもう待ちくたびれたぞ!といううんざり顏。おいおい、これで時間内に順番が回ってくるのかよ。不安で仕方が無い。

11:15 受付窓口が開いた……って今開いたのかよ!?確か9:30からのはずだぞ。ますます不安だ

11:30 「おい次は俺だぞ!」「順番はどうなってんだ!?」また始まったか…アフリカンルールその一「順番にルールはない」

前回のモーリタニアビザの地獄の戦いが思い出されて、絶望感がさらに増す。

12:15 まだ5人分くらいしか進んでない。もう時間もない、終わった…

12:30 ………….

12:45 あれ、窓口が閉まる様子はない。これは

1:15 まだ窓口は開いている。それにしても遅い。

2:15 ついに順番がきた。しかも一発で受理された!よし!

「有難うございます!では金曜に取りにきますね!」

「あ、今ネットの調子が悪いから、受け取りは3/1来週の金曜日だからね。」

「え!1、2、、、10日後!!?それはやばいです。もっと早くもならないですか。」「じゃあ来週の水曜日に取りにきなさい。」

うぅ…..これじゃあ意味がない。コンゴビザのことを考えると結局来週には出れないのか。とりあえずコンゴ大使館に急いで出してもらえないか聞きに行こう。

すると、当初4日かかるといっていたところが、特別に2日で出してもらえることがわかった。ないす!

というわけで、カメルーンに向けての出発は来週には金曜日だね。しかし、これで本当に南アまでいけそうだ。途中断念したひとの情報をよく耳にしていただけに、奇跡のようで本当に嬉しい。

一日おわり。

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