スケジュールの遅れを少しでも取りもどすためにも、アンゴラはほとんどスルーして突っ走らなきゃならないんだ。
朝一でルアンダを出るために、スーパーで水と朝食を買い込み、すぐに街を出る。
昨日通った街の北側と違って、南部への幹線通りへと通じる街の南側は、道も建物も綺麗に整備されていて、一見、ヨーロッパのどこかと見間違うほどだ。そして、その違い様があまりに激しすぎて複雑な気持ちにさせる。ゴミの上に密集して立てられたバラック小屋。そんな昨日の光景とここでは、あまりに世界が違いすぎる。
街を出てからも、一部を除いて舗装路が続く。
途中50kmくらい穴ぼこ付きダートが続くが、それも舗装工事の真っ只中なので、おそらく今年中には綺麗な道になるのだろう。そのころには大陸縦断もただの旅行になってるのかもしれない。
夕方になり、目的地の町に入った。海岸から離れている上に、標高も高いので、涼しい。ホント久しぶりに車の中でも快適に寝れそうだ。しかし!ここにも食うものがない!
あるのは、ポルトガル人やレバノン人用の高いレストランくらい。どうなってんだこの国は。おやすみ