2013年12月7日 林 季一郎

実録!本当にあった怖い話

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今日の内容は、正直ブログに書くかどうか迷うほど衝撃的なものでした。

グアテマラの山中にある小さな村で、目を覆いたくなる悲劇を目の当たりにします。

 

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■11月27日

昨夜一緒になったスポンサーさんの植嶋さんご夫妻、ブログ村のけーたさん

そして宿で一緒のなおこさん達に、朝からデリカのお披露目♪

 

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ちなみにこの車内のベッドフレームとか全て手作りなんですよ!

だから、これを人に見せる時は結構自慢げだったり(笑)

 

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その後は、市場にカツ丼が売ってると聞いてついていくことに。

 

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まずは、ビニール袋にはいった金魚登場。

まさか食用じゃないよね…

 

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そして、どーーん!

カツ丼屋『まりぶり』。どうやら日本人の方がやってるそうです。

 

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実物がこちら↓

 

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カツ丼の他にも、カツカレーもありました。

とりあえず、ますます日本食が恋しくなりました!

 

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他にも色々とつまみ食いを♪

 

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そして、車に戻り、僕らとデリカは出発です!

 

これから南下するけーたさんとはここでお別れ。

しかし、植嶋さんご夫妻となおこさんは世界一美しい湖とされるアティトラン湖に

明日向かうそうなので、なら俺らも行こうかな~ということで今日一足先に向かうことに。

 

では、また明日会いましょう~!

 

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そして、山道を走ること2時間あまり。

山間の盆地に突如として、青く輝く湖が現れました!

 

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うわぁ~、確かに世界一と言われるだけあって

湖の周りを火山がぐる~っと囲んでいる景色は壮観です。

 

しかし、この静かな町でとんでもない悲劇が起きました。

 

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午後7時。だいぶ暗くなってきました。

釣をしていた隆も、釣れなすぎて引き上げていました。

 

さぁ、どうしようかと考えた結果

この村には食べるところもないので、少し手前の大きな町まで戻ることに。

 

そして、車に乗って、村の入口にさしかかった時です…

 

 

 

え、嘘だろ…

 

 

 

道を塞ぐようにして道路のど真ん中に、子供が一人の倒れてる。

 

初めは通る車を止めて、小銭をもらおうという魂胆の浮浪児かと思った。

しかし、いくら待てどピクリとも動かない。

 

(おい嘘だろ、マジで倒れているのか…)

 

クラクションを鳴らしたり、少し近づいても一向に動く気配がない。

というより、生気を全く感じない。

 

おいおい、マジで勘弁してくれよ。

こんな知らない村の暗い夜道で、できれば車からは出たくないが

こうなったら仕方がない。

 

そう思って、車から出ようとした瞬間だ…

 

子供を挟んで反対側で待っていた車が突然前進してきた。

 

え!!?

 

前進してくる車のヘッドライトで全く前が見えなくなった!

 

しかし、どんどん子供の倒れているところに前進してくる。

子供が倒れてる場所からして、絶対に避けて通ることなんてできない。

 

おいおい!何考えてんだよ!!

 

と次の瞬間、目を疑う光景が…

 

 

 

お、お、お、おい!!!!!!!!

 

 

 

何やってんだ!!!!

 

 

 

 

そのままじゃあ….

 

 

 

ひ、轢いてしまうぞーー!!

 

 

 

 

あぁぁああーーー!!!!(悲鳴を上げる助手席の隆)

 

 

 

ガツン…

 

 

 

車が子供を轢いた。。。

 

 

 

そして、あろうことか

そのまま車の底で子供を引きづっていく。

 

 

 

何のためらいもなく

吐き気を催すような鈍い音とともに

1人の生身の人間の上を車が通っている。

 

 

目を覆う光景が

今まさに目と鼻の先で起こっている。

直視することができない。

 

 

しかし、その車が俺らの車の横までやってきたところで

車の底に子供がつっかえて、止まった。

 

ウ~~~!ウ~~~!

 

空回りするエンジン音だけが漆黒の闇にこだます。

 

 

その瞬間、運転席のすぐ横に、その車の運転席が視界に入った。

不気味に光る二つの目が、ヘッドライトの光とともにギラついて見えた。

 

 

「ヤバいよ!これは殺人だよ!もともとあの車が子供を轢き殺したんだよ!」

隣で悲痛な叫びをあげる隆。

 

そういわれても、もうこっちは頭が働いていない。

これは現実なのか。現実ならば、一体この光景をどう解釈すればいいのか。

もう、何がなんだか分からない。

 

 

一つだけ言えることがある。

 

 

一刻も早く、ここを脱出しなきゃヤバい!!!

 

 

アクセルを一気に踏み込んだ。

目の前で道路を塞いでいた子供の体は

すでに横の方まで引きづられている。

 

 

その隙間をぬって、一気に村を出る!

やばい!ヤバい!これは本当にやばい!

 

 

真っ暗な山道を可能な限りのスピードで突っ走る!

さすがに、タイヤ回りの故障を気にしてる余裕はない。

ぶっ壊れてもいいから、今はとにかくここを離れなければ!

 

そして、10分ほど走ったあたりで少しスピードを緩めて

隆と今起きたことを確認しあった。

 

一体全体、今のはなんだったのか。

答えが見つかるはずもなく、とにかく大きな街へと急ぐ。

 

 

しかし、次の瞬間、再び戦慄が走った。

 

 

 

プップップーーー!!!

 

 

 

後ろから突然のクラクション音とともに

強烈なヘッドライトの光が飛び込んできた!

 

 

 

バックミラーに反射する光で一瞬視界が奪われる。

 

 

 

ま、まさか、さっきの車か!!

 

 

 

 

さっき見た、相手の運転手のギラついた目が脳裏をよぎった。

 

 

 

だ、だめだ!!!

絶対に抜かせちゃいけない!!!

 

なんといっても、俺らはさっきの事件を目の前で見てしまっているのだから…

へたしたら抜かれざまにドン!と撃たれることだって….

 

やばい、抜かれたら危ない。

 

 

 

加速だぁーーー!!!

 

 

 

 

 

 

 

車一台分くらいしかない山道を

急カーブの連続で、ぶっ飛ばして上っていく!!!

 

 

先程まで、まだ会話する余裕のあった車内も無言に。

 

 

無言でアクセルを踏み続ける俺と

隣でじっと様子を見守る隆。

 

 

お互い、後ろの車のことを気にしているが

それを口に出すことができない。

 

「後ろの車って、もしかして…?」

その一言が言い出せない。

 

それだけ、マジの恐怖に陥っている。

本当に怖いとき、人は声が出ないというが、それは本当だ。

 

 

 

ビューー~~~ン!!

 

 

 

ガクガクガク~~~~!!!!

 

 

 

砂利道をスリップしながらも、スピードは絶対落とせない。

 

苛立ちを隠せない後ろの車からのクラクション音が大きくなる。

こちらの隙をみては、一気にスピードを上げて抜こうとしてくる。

でも、絶対に抜かせはしない!そして確信してきた。

 

絶対にさっきの車だ。

 

 

5分…10分…30分…

時間が本当に長く感じる。

こんなにも町までは遠かっただろうか。

 

 

40分ほど、デッドヒートが続いた。

 

 

 

前方の灯りが見えた。

 

 

 

あ、町だ!!!

 

 

 

 

そのままのスピードのまま町に突っ込む!

人通りがある中心まで一気に駆け抜ける。

 

 

 

よし、ここまでくればさすがに大丈夫だろう。

そう思って、バックミラーを見ると…

 

 

 

そこに車の姿はなかった。

 

 

 

あぁ、助かった。。。

 

 

今日のことについては、本当に書くかどうか迷いました。

正直、今でも書いてよかったものかどうか確信をもてていません。

 

結局、あの車は何がしたかったのか?

山道を後ろについてきた車はその車だったのか?

それも分かりません。

 

でも、これが現実に起きたことでした。

 

明日は明るいブログを書きますね!

 

 

ラストに向けてお願いします!

最後まで読んで頂いて、本当に有難うございます(^^)

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道路のど真ん中に、

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