2013年1月7日 林 季一郎

世界一周に出たら出会う人が変わった

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車を止めた場所の警備員に、朝からドンドンと起こされ続ける。
7時、8時、9時とドンドンの度に、「もう少し待ってくれ..」と抵抗するも、
さすがに周りの人通りも多くなってきたので、しぶしぶ起きることにした。
昨日寝たのが深夜3時過ぎだからまだ眠い。

支度をして、コートジボワール大使館へ、お決まりの仕事になっているビザ申請に行く。
さすがに大使館だけあって、この街ではめずらしくコンクリ建築だ。
無事申請もおわり、街で、いやこの国で唯一のまともなネットカフェで数日ぶりの作業にとりかかる。

実は、LOOKを支援してくれている人の中に、実家のご近所さんがいるのだが、そこの子がもしかしたらアフリカで合流できるかもしれないんだ。
高校生なんだけど、これまでの合流者がみんな社会人の人だっただけに、どんな反応をするのか楽しみ。

これまで見てきた感じ、合流する人によって感じることが全く異なってくる。
フリーのカメラマン、社会人を経てのビジネススクール生、社会人一年目の方、とその立場が違うから当然なんだろうけど、その反応を見てるのもまた面白かったりする。それでかねてから『何とかして高校生を呼べないだろうか~』と思っていたのだけど、それがようやく実現しそうなんだ。

もちろん安全面とかの心配もあるけど、日本で感じるよりもアフリカの雰囲気は安全だし、
それに合流地もきちんと考えれば問題はないはず。それよりも、高校生の時にアフリカを生で見ることの方がはるかに意味が大きいと思う。

普通、年齢を重ねるにつれて視野が広がっていくと思うけど、必ずしもそればかりではないと思う。場合によってはその逆もあるんじゃないかな。小、中、高、大学と上がっていくと、地域的にはどんどん遠いところから来る人が増えていくけど、ある程度、考え方とか将来の進路とかいったものが似たりよったりな者同士が集まってくるでしょ。

それが、「世界一周に行くんだ!」と言いだしてからというもの、これまで全く会ったことのないような人たちと話すことが多くなった。というか会う人会う人が変わった人ばっかりだから、それが当たり前になってきた。そうした人に会う度に「え!?マジですか..笑」って思うこともあるけど、今では、世の中には本当に色んな人がいるんだな~、という本来なら当たり前のことに気づかされたわけだ。そして、そんな経験は、将来の進路が決まる前の若い時の方がいいと思う、勝手な意見だけど。だから、もっと高校生とか、いろんなバックグラウンドを持った人に合流してきて欲しいんだ!何故もっと来ない!?こんなチャンス絶対ないのに!!!!!

【車での世界一周に合流しよう】

http://lookintheworldwithme.com/joining/joining.html

話がかなりそれたけど、まぁというわけで、もしかしたらカメルーン、ガボン辺りで合流できるかもしれない。
どうせなら、現地の高校生と交流できたら面白いだろうな…

夕方になって拠点を移した。昨日行こうとして軍に阻まれた、Novotel Hotelだ。
行ってみると、外観はいわゆる超高級ホテルのそれで、まさにオアシスのようなところ。いってみれば、映画『ホテル・ルワンダ』のホテルのようなものだ。
まわりは軍人がうろうろしてる中、ここだけが安心できる場所なんだ。

まぁ、もちろん俺らは駐車場で車中泊だ。
いつもこういう時は、りかさんがフロントの人に「ねー、日本から来たんだけど、ここで車を止めて寝てもいい?」とお願いすれば一発でOKの許可が下りるから有難い。
とにかく今日は安眠できそうで良かった良かった。

ちなみに今日、以前連絡を頂いていた、ラジオ出演の話が決まった。
俺らもよく詳細は知らないんだけど、「海外の旅人と生電話」みたいなコーナーに16日に出させてもらえることになったんだ。
人生何が起きるか分からない。

とりあえず、早めにコートジボワールの首都に入らなきゃいけなくなった。おやすみ

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