結局、一馬君の帰国便が今日じゃなくなったので、朝から少しぐだぐだする。
隆達は、蒸し暑さと全身の痒みで朝4時くらいまで寝れなかったという。
シャワーを浴びてから、首都のアクラに向けてハイエースの助手席に乗り込む。
ハイエースでは、窓を閉め切って冷房をつける。デリカは窓全開で、熱風と砂埃を全て受け入れる。
今日は隆の運転する番なので、当然ハイエースに乗り込むわけだ。あっちに乗ったら、全身汗と砂埃で、どうしようもなく不快な気持ちになるから。
そういうわけで、快適な車内で、アクラでの車の整備に向けて、色々とメンテナンス本を読んだり、寝たりしてたら、昼2時過ぎにアクラに入った。まぁ、予想していたけども、デカイ街だ。すぐにビザ情報を得るためにナイジェリア大使館に向うも移転されていていけなかった。
仕方がないので、一馬君の帰国便を手配しに空港へ。
暑さ、湿気、全身のかゆみ、疲れ、そうしたことの疲れから、何となくイライラしていたのか、
空港の入り口で警備員に、「お金をくれなきゃ、中には入れないよ。」の一言についにキレてしまった。
さらに、車に戻ると、まさかの駐車違反で、車輪を固定されてしまっていた。何でだ..
「何でだよ！？ここは何の標識もないじゃないか！駐車禁止は、5m先の看板から先だろ…」
「ちがう。ここも禁止だ。金を払ってこい」
「はぁ！？看板から先だろ！それが国際ルールだろ！」
「違う。ここはガーナだ。ここのルールに従ってもらう。」
イライラは溜まっている。向こうがヒートアップしたので、こっちも切れてしまった。結局もめにもめた結果、正規の罰金2500円を支払うことに。くそ、もうちょっと冷静に対応していれば払わなくてもすんだかもしれない。反省しなくては..
今日は、ディーラーも閉まってしまったので、チャイナタウンで4人で夕飯食べて、ホテル駐車場で就寝。今日も寝苦しいこと極まりない。
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