ヌーディストビーチでタコを捕る

カンヌの海岸での目覚めは悪くない。起きてドアを開くと朝日が差し込んでくる。目の前の海岸には人の影がなく、ただ真っ白な砂浜が波打ち際までつづいてる。

俺は近くのカフェで朝食とスペイン語。10:00頃車に戻り、海岸線をさらに西にむけて走る。途中、マック休憩をはさみ、さらに行くと、入江になったところをみつけたので、車をとめ、崖下へ降りて行く。「うわっ！」前を歩いていた隆が声をあげて戻ってきた。

ビーチに全裸の人たちがいるという。これがヌーディストビーチなのか。とりあえず、そこをさけて近くに場所をとって、隆は釣りを、俺は海に入る。水中を除くと、小さい魚が群れをなしてまわりを泳いでいる。なんとすごい！ハワイみたいだ。

隆がしかけを投げ入れ、俺が水中から魚をみてアドバイスを与える。その甲斐あって、ついに初の獲物をゲット！

ただ、そのあとが続かず、結局一匹。夕方になり、コンロで焼いて食べるがさすがに腹がすく。すると隆が、「そういえばさっき岩場にタコいたよ」という。お、これは。すぐにまた水着に着替えバーベキュー用の串2本を両手にもって、崖を下って水中に入る。隆の話しを参考にさがすこと20分、ついに岩場に隠れるタコやろうを発見、すぐさま片方で突き刺す、暴れ回るタコ。すかさず、もう片方も突き刺す！抵抗するタコが今度は逆に串を引き込もうとしてきた！うわっ

一旦、息継ぎに海面にでて再びもぐり、一気に引っ張りだす。そのまま海面からだして勝負あり。人間を舐めるなよタコ。

すぐに、熱湯に放り込んで刺身にして食べましたとさ、おやすみ。