車で世界一周していると、信じられないことが毎日のように起こります。
特にアフリカでは、走ってたら普通に2m以上のアナコンダが道路脇で死んでたり…
今日はそんな中でも、僕が「あ、マジで死ぬかも…」と思った瞬間について書いてます。
もー、本当にアフリカの警察はめちゃくちゃ!!!
※この記事は『質問:現地警察と揉めて一番困ったことは?』への回答です。
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場所は、アフリカのギニア。
時間は、深夜2時を回っていました。
そしてこのギニアという国は、どうしようもないほど道が悪い。
そもそも首都も含めて、ほとんど舗装されてない。
雨水と放し飼いの家畜の糞尿でドロドロという有様。
そんな首都でも、5日間も地獄のような山道を走ってきた
僕らにとってはまさに天国のはず!
そう思って、真っ暗な深夜の街中へと入りました。
そして、中心部の大統領府前を通り過ぎようとした時…
「止まれ!」
大統領府の門の衛兵が呼び止めてきました。
「おいおい、何だよ、面倒くせーな」と思いながらも
仕方がないので、しぶしぶ車を止めると僕だけ連行されていく。
連れてかれた先は、衛兵たちがたむろしている場所。
たむろ?いや、もう見るからに仕事中には見えないんです。
そこら中に、ビールの空き瓶が散乱してる…
ヤベ~、これは早く切り上げて戻らなきゃ
と思ってると、案の定、早速賄賂を要求してきた!
おいおい、マジかよ、大統領の衛兵が一般市民をカツアゲ??(笑)
やっぱ、ここ終わってる。早く逃げよ。
しかし…
何故かこいつらがやたらしつこい。
普段なら「イェ~イ、兄弟~♪」みたいにやっとけば許してくれるのが
今回は一向に解放されない。
次第にこっちもイライラが募る。
向こうも見るからに、イライラしてきてる。
さっきまでワイワイしてた空気が重くなって
ついにボス登場。
で、こいつが完全に酔っぱらって目がいっちゃってる…
そいつ、無言で紙切れに何やら書いて渡してきた。
何だよ、と見てみると数字でが書かれていた。
「100$」
うん。確実に賄賂の金額だな。
こっちが理解してないとみてわざわざ紙に書いてきたのだろう。
その瞬間、こっちの我慢の糸がプッツ~ンと切れた。
で、これ見よがしに、全員が見つめる前でその紙を
ビリビリに破いてやった!(いや、やってしまった!)
次の瞬間…
ガチャ!
一人が俺に銃を突き付けてきた!(ノー!)
と同時に、周りにいた4,5人全員も
ガチャガチャガチャ!!
一瞬にして、5つの銃口が俺の頭を
それこそ数十センチのところで囲んだ!(オーマイガー!)
「あ、終わったかも…笑」
こっちも怒りでやってしまったものの 、相手は酔っぱらってるし
言っちゃ悪いけど、この辺りの警察なんて マジで気分で撃っちゃうの。
そもそも何の訓練とかも受けてないから…
これまでも警察が市民を集団リンチしてるとことか
何度見てきたことか…
この時初めて恐怖を感じる。
でも、悪いがこっちもイライラが半端ない!
もう、撃てるもんなら撃ってみろボケーー!!
案外、こういう時は人間も開き直れるもので
もうやけくそで、相手を睨み返す。
瞬間、場の空気が凍りつく。
みんな無言でボスの動向をみつめる。
1秒、5秒、10秒
時間がやたらと長く感じる。
そして…
ボスが静かに一言。
「うせろ。」
いや~無事解放されました♪
この旅で一番死に近づいた瞬間でした。
解放された後の様子。
首都のど真ん中なのに、パンツ一枚で裸の男たちがそこら中に…
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最後に切実なお願いがあります。
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