2012年9月23日 林 季一郎

がらっと雰囲気の変わる南仏の街

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9時に起きてスライドドアをがぁーっと開けると、透き通った青の海が眼下に広がる。これだ、昨日このためにあえて車の向きを考えてとめておいた甲斐があった。 早速、水着に着替えて崖を降りて海に飛び込む。まだ誰もいないこの入江は完全にプライベートビーチ、朝だからか昨日よりもまわりをおよぐ魚の種類も多い気がする。30cm以上の魚も群れをなして目の前を横切っていく。

調子に乗ってどんどん泳ぐ、湾の端の出っ張った部分を回って隣の入江へ、しばらくしてまた隣へ。それを繰り返してると、開けたビーチにでたので休憩がてら上がること。

え…..!裸??陸に上がってみて気づいたのだが、どうやらここもヌーディストビーチらしく、しかも朝からかなりの数のカップルや夫婦が砂浜に寝転んでいる。 そんな素っ裸がみんな、突如として海からあがってきた俺を不審な目で見てくる。目のやり場もない。 ゆっくりと砂浜に背を向け、静かに今きた海へと戻っていく。気まずかった…

車に戻り、海岸沿いをさらに西にすすむ。途中、昼飯休憩をはさんでさらに進む。スペインまでもう少しというあたりまでくると、街並みががらっと変わった。 それまでのカンヌのようなセレブの街から一転、さびれたというより、もうなんか荒れた感じの街になるのだ。若干、危ない雰囲気も漂っている。ここで寝るのはごめんだ、晩飯にピザだけ買って、街の外の田園エリアで寝ることに。横を流れる川で、隆は不毛にも釣り糸を垂れている。あたりはもう真っ暗だ

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