2012年5月6日 林 季一郎

絶景!ロシアの大自然アルタイをゆく

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■5月6日

禿げちらかしてた木々、見るからに冷たそうに流れる川

行く手を遮る羊やヤギの群れ、だるそうに尻尾をふる牛の列

そんな景色に囲まれつつ朝から快調に車は進んでます。

 

 

あれっ?

でも、写真で見たアルタイ(今いるところ)は夏真っ盛りで

景色も、もっとこう青々としてたはずだが…

 

なんて思ったりするけど、まあ、こんなもんかな。

俺らは、こんくらいがちょうどいいんだよw

 

そうして、道をひたすらくねりながら進んで行くと、集落が見えてくる。

山の斜面にあるもんだから、道路から下に村全体が一望できる。

丸太をそのまま組んで作られた、まさに木造建築って感じの家屋。

それまたいい塩梅で並んでる。

 

そのほとんどが木柵で囲まれていて、

それこそ歴史の教科書にでも出てきそうな「中世ロシア農村」の原風景みたいだ。

 

 

考えてみれば、ここまでのロシアでは本当に何でも柵で囲ってる気がする。

家屋はもちろん、何かあると必ず柵で囲まれている。

 

しまいには、何もないスペースにただ柵の囲いだけあることもある。

一見、牧畜か何かだろうと思ってると、

柵のすぐ外でのんきに牛かなんかが草を食ってる。もはや何の為なんだか…

 

そうした柵の文化も、やはり歴史的に領土を拡張し続けてきたのが影響してるのかな?

前に家に泊めてもらったセルゲイの親父さんも、ロシア人の領土意識は強くて、

それが北方領土問題にも影響してるって言ってた。

やっぱりそこら辺の感覚は、日本人、しかも首都圏に住んでる俺らには分からない。

 

話が転々としてしまってるけど

10:00頃にロッジを出てから、とにかくずっとアルタイの大自然の中を走ってる。

 

 

途中、またポリスチェックに捕まった。

今度はヘッドライト不点灯の罪らしい。ちなみにロシアは昼間でもライト点灯が義務付けられてる。

それでも結局はいつもと同様、罰金なしの注意のみですぐに解放された。

 

ちなみにこれで、スピード違反、追い越し禁止違反、ライト不点灯と

不本意ながらトリプル違反を無事達成したわけだが

一回も罰金だの賄賂だのを取られることはなかった。

 

ロンプラの情報だと

「ロシアの最大の危険、それは警官の賄賂です。」

なんて冗談まじりで書かれてたからかなり警戒してるけど、実際は全然違った。

 

賄賂はもちろんないし、下手したら日本の警察より対応は優しかったりするわけ。

ロンプラの情報は何だったんだと思いたくなる。

そりゃもちろん、運が良かったのか、はたまた、対応の方法が良かったか

それか他の理由があってのことかもしれないけど、そこまで神経質にならなくていいと思う。

 

これはロシア全般に関しても言えることだと思う。

なんか日本にいた時はロシアって聞くだけで、悪しき社会主義的なイメージをもってたけど

実際は違った。別に他の外国と一緒。

 

ただやっぱり言葉が通じないからちょっと壁を感じてしまうだけ。

先入観ほど人を縛り付けて、不自由にしているものはない。

結局、問題は自分の中にあるのかもしれない。

 

また話が逸れてしまった。

どうもロシアがもう終わる~と思うと分かったような発言が出てきてしまうから良くない。

気をつけようっと。

 

さぁ、大自然のドライブは続く。

どうですか、この景色♪

 

 

とにかくそんな大自然を満喫してるうちに、まわりも大分暗くなってきた。

そして、ガソリンも残り少ない!

しかも、気づけばガーミンの地図が切れてしまって現在地が分からない!

 

ん~、確かコシュ・アガッシュみたいな町より先は

モンゴルとの国境近くで許可がないと入れない区域

そこを知らずに越えた青山さんは捕まったとか(恐ろしい…)

 

てか、ここどこですかー!?

 

(ちなみに、体調不良の隆は後ろで睡眠中~)
迷った挙句、残りのガソリンでぎりぎり引き返せる所まで行ってみて

何もなければ引き返そう、ということにした。

 

そして、結局880km標識の辺りで引き返した。

あとで調べたら、890kmがコシュ・アガッシュの町だったらしい。あと少しだったのに…

 

しかし引き返して丁度ガソリンの警告灯が表示されたところで

ガソスタがあったので給油。ふふふ…我ながら完璧な計算(ニヤニヤ)

 

そこから今日はもう寝ようと近くの集落へと入る。

そんなわけで車をとめて歯磨きをしていると

数人の少年たちが興味深々の目つきでドアをどんどん叩いてくる。

 

「おいおい、もうこっちは眠いんだよ~」

と思いながらも、しょうがなく外にでて対応してると

どんどん集まってきて、この小さい村がちょっとした騒ぎに。

 

その中の一人が名前を「ストウ」とかいうらしい。

面白いから「須藤」と命名して紙に漢字を書いてやったら意外にもかなり嬉しそう。

 

なんと、お返しに俺にも名前を付けてやるってさ。

 

俺:「お、いいねー!でどんなだ?」

 

ストウ:「ん~、じゃあ、ピョートル。

 

(え、きいちろう=ぴょーとる??)

 

俺:「おう。ありがとなw」

 

 

おやすみ~

 

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